ハートフォードの人気ホテル The Goodwin JPモルガンも滞在した歴史ある建物がお洒落でカッコいいブティックホテルに

ニューヨークから車で2時間半程のコネチカット州の州都、ハートフォードは、トムソーヤの冒険で有名なマークトウェイン邸や素晴らしい美術館も多くある、週末旅行、これからの季節は、ニューイングランド地方への紅葉旅行の帰りに立ち寄ってみるのにもおすすめの街です。ハートフォードの中心には、赤いテラコッタのファサードが目立つ歴史的な建物を利用したお洒落なブティックホテル、ザ・グッドウィン (The Goodwin) があります。19世紀後半に建てられた歴史ある豪華なアパートが、センスよくリノベーションされてできた美しいホテルで、ハートフォード滞在におすすめです。

ハートフォードは全米でも有数の保険会社などの大会社も多くある、ビジネスの街です。街自体はそんなに大きくなく、コンパクトにまとまっていますが、中心部は、モダン、ポストモダンの高層ビルが建つ近代的な街です。そんな中心部で、一際目立つ趣のある赤い建物が、ホテルのグッドウィンです。ザ・グッドウィンホテルの建物は、もともとは、1881年にアパートとして建てられた建物で、ハートフォード出身の JP Morgan が、後にハートフォード滞在中に居住していたこともあるそうです。その後、ホテルとなり、何度か破綻しては、オーナーが変わっていますが、現在のホテル、The Goodwin は、2017年にオープンし、その建物は、国家歴史登録財(National Register of Historic Places) に指定されています。

チェックインロビーも外観にあった少しレトロな雰囲気の快適なスペースで、スムーズにチェックイン。スタッフもテキパキとしていて好印象です。

入り口のそばには大きな王様の椅子のような上質の椅子があったりと写真スポットにもなる、休憩スペースが色々と用意されています。

そして、いよいよお部屋に。光沢のある素敵なブルーのソファーが輝いて見えます。

お部屋も、シックでおしゃれで上質感があります。ホテル全体で、統一感があります。

お部屋には暖炉と快適なソファが。冬ではないので暖炉にはライトがついているだけで、本物の暖炉の感じではないですが、冬は本当に暖炉になるのかな？アメリカ人は暖炉が好きな人が多く、暖炉の前での憩いの時間は至福の時間という人も多いのでそんな気分が味わえます。

窓際でゆったり。照明器具にもこだわりが感じられます。

バスルームはほぼ新品といっても過言ではないくらい完璧な綺麗さです。ガラスや壁がピッカピカで輝いています。
タイルの床もセンス良くおしゃれです。

ホテルの1階には、2ヵ所のダイニングスペースがあります。一つ目は、レストランの Porròn で、スペイン風タパス料理のお店です。

もう一つが、カジュアルの雰囲気のバー、Bar Pina です。

実は、Bar Pina、朝には、ドーナツ屋さんに変身します。ホテルゲストは1人10ドル分のバウチャーがもらえ、好きなものを注文できます。

変わったフレーバーのプレミアムドーナツも色々あります。

ホテル内でもお食事はできますが、グッドウィンホテルからすぐのところに、ハートフォード一の人気のイタリアレストラン、Salute もありおすすめです。席がたくさんある広いレストランだったのですが、ほぼ満席で、席が空いたと思ったらすぐ次のお客さんが入ってくるような、とてもにぎわう活気あるお店でした。味よし、サービスよし、量もよしで大満足です。本当にたっぷりの量なので、前菜とメインを一皿づつ頼んで二人でシェアするくらいでもいいかも。親切なウェイターさんで、帰りにはビスコッティをたっぷりとお土産にくれました。