この季節の風物詩と言えば、トリック or トリート (Trick-or-Treat)、ジャック・オー・ランタン、パーティー、パレード、仮装・コスプレを楽しめる、みんなが大好きなハロウィンです。パーティーやパレードに出るにはまずハロウィン衣装の準備のためにコスチュームショップへ!
でも、パレードに出なくても、コスチューム屋さんへ遊びに行ってみましょう。アメリカの文化、ハロウィンがぎゅっとつまった怖いような、楽しい空間で異文化体験ができちゃいます。
ニューヨークのハロウィンのコスチューム屋さんで一番おすすめの場所は、ニューヨーク・コスチューム・ハロウィン・アドベンチャー (New York Costumes Halloween Adventure) です!
イーストビレッジにあるテーマパークのような、巨大でディスプレイにも凝った楽しい衣装いっぱいのコスチューム屋さんです。
独特の世界観のこのお店、中に入ると現実を忘れてしまい、空想の世界へ。
シカゴ美術館に展示されているなぜか心に残る名画、American Gothic がハロウィンの世界では上の写真のようになってしまいます。
この作品はよくパロディに使われますね。ドラマ、Desparate Housewivesのオープニング曲でも登場しました。このオープニング、実は名画のパロディーのオンパレード。
アメリカのハロウィンは一言で言うとコワいです。コワいキャラクターがいっぱいで、どうしてみんなこんなの好きなの?って正直私は思っちゃいます。でも、そこは異文化を理解するつもりで楽しみましょう。古代ケルト人の祭りが起源というこのイベント、この時期にやってくる悪霊を怖がらせ追い払うために、このような怖い仮装、飾り付けがはじまったようです。今となっては、単なるお楽しみですね。
空には幽霊の女の人が飛んでるし。
何千年前に戦いで亡くなった兵士と馬が生き返ったみたいな像とか、ゴーストを楽しむ日なんですね。
でも、小さい子供たちにはやっぱりかわいいままでいて欲しい。プリンセスに変身して欲しい。
男の子だったらバットマンとかがかっこいい。
このコスチューム屋さんは、ハロウィンだけ営業しているわけではなく、普段からコスチュームの専門店なので、不思議な変装グッズが色々あるんです。シスターに変身してみたりとか。
このお店、アベニュー間の1ブロック分を占有するほど長い大きいお店なのですが、地下にも続いています。地下はちょっとクオリティ高めの衣装が揃っています。ハローウィン用の衣装の準備はできましたか?ちょっとした小道具だけでも用意して変装してみるのも楽しいかもしれません。まだハロウィンまで日にちがあるようであれば、アマゾンなどオンラインで ハロウィン コスチューム を買い揃えられると予算をぐっと抑えることができます。
アメリカの人々は大人になってもコスプレ大好きで、本当に楽しそうですよね。
ニューヨーク・コスチューム・ハロウィン・アドベンチャー
New York Costumes Halloween Adventure
104 4th Ave, New York, NY 10003 MAP
ハロウィンの日まで2週間きりましたので、おうちの飾りつけもちらほらと見られるようになりました。こちらは、グリニッジビレッジの素敵なタウンハウスの並びの一際目立っていた家です。気合が違います。
お庭にくもの巣が張り巡らされ、お墓からミイラがよみがえります。
上を見ると、2階に人がぶら下がり、1階にはミイラが逆さづりに。
ガイコツの花嫁と花婿。
10月31日は、ニューヨークで毎年恒例のハロウィンパレードが開催されます。
なんと、今年で41回目という伝統のあるイベントです。
パレードは、6th Avenue沿いで、Spring Streetからスタートして、16th Streetまで北上します。
時間は、7:00pmから10:30pmくらいまで。
パレードに参加する場合は、こちらをチェック。
その他にも、色々な場所でハロウィンに因んだイベントが行われます。例えば、ワンちゃんの仮装パレードとかもあります。
ウォールストリートにあるTrinity ChurchではTrick or Treatはもちろん、夕方からはオルガン音楽の中、オペラ座の怪人のサイレントムービーの上映も行われる、Hometown Halloweenというようなイベントもやっているようです。