ニューヨークを代表する公園、セントラルパークでは、先日 10月28日に、ハロウィンのシーズンの恒例イベント、パンプキン・フローティラ (Pumpkin Flotilla) が開催され、子供連れを中心にたくさんの人が幻想的な光景を見にやって来ていました。パンプキン・フローティラは、セントラルパークで30年間続いている、ハロウィンの名物行事で、セントラルパークの最北に位置する池、ハーレムミア (Harlem Meer) で開催されます。カボチャで作られたジャック・オ・ランターン (Jack-o’-lantern) にロウソクが灯され、水上を大行進し、幻想的な光景が広がります。
ニューヨークは、現在、涼しくなり、動き回るのに最適な気候で、街中や観光スポットでは、旅行者の姿を多く見かけるようになっています。今週は、雲が多く、雨が降ったりと不安定な天候の日が続いていましたが、ハロウィンの日以降しばらくは、よい天気が続きそうです。
セントラルパークのハロウィンの名物イベントと言えば、園内最北の池、ハーレムミア(Harlem Meer) で開催される、パンプキン・フローティラ (Pumpkin Flotilla) です。今年も、ハロウィン前の木曜日、10月28日に開催され、たくさんの人がやって来ていました。今年は、ハロウィンをテーマとした3日間に渡るイベントでしたが、初日が悪天候のため中止となり、2日間のイベントとなりましたが、最終日に、ジャックオーランタンのパンプキンの水上大行進が行われました。見ているだけでも楽しいのですが、前もって準備できた人は自分の作ったジャック・オ・ランターンを参加させることもできます。
ジャック・オ・ランターン (Jack-o’-lantern) をはじめカボチャの彫刻にロウソクが灯され、カヤックに先導され、船になったような感じで、水上を行進して行きます。こちらのイベントは、30年程前に、セントラルパークのザ・プール (The Pool) ではじまった歴史あるイベントで、1993年以来、現在の会場となっている、ハーレムミアで開催されるようになりました。
コスチューム姿の船頭さんが、カヤックで池をぐるりと移動してくれるので、池の周りから広い範囲でパンプキンランタンの大行進を見ることができます。
水上に浮かぶカボチャたちをひとつひとつ見ていると、それぞれ個性溢れる、ジャック・オ・ランターン (Jack-o’-lantern) で楽しいです。
怖いものばかりではなく、カービングで作った、こんな可愛い猫さんのパンプキンもいました。
NYC は、例年は、そろそろ紅葉のピークを迎える頃ですが、今年は、少し遅めで、全体のピークはもう少し先になりそうです。今だと、例えば、ノースメドウの南側など所々に美しく色づいた木々が見られるようになって来ています。今年は、木々によって色づくタイミングがばらばらで、早く紅葉をはじめた木々が、すでに落葉となってしまっているものなどもありますが、全体的には、まだ緑の木々が多い状態です。
セントラルパークの紅葉スポットは、こちらです。
ハロウィンの時期になると、セントラルパークでも仮装を楽しんでいる人を見かけるようになります。
森の中を歩いていると、お化けがベンチに座っていてびっくり。子供たちが興味津々、じーっと見ていて、お化けさんはちょっと困っている様子でした。
美しい真っ赤な紅葉の木の下では、子供たちがラクロスの練習をしていました。
セントラルパークでは、スポーツなど放課後の習い事に取り組む子供たちがいっぱいです。
セントラルパークでは今、猛禽類やカモなど冬の鳥を多く見かけるようになって来ています。葉っぱがなくなり、見やすくなったこともあり、木の上の方に久しぶりに、タカ (Red-tailed hawk) を見かけました。
こちらは、アカオタテガモ (Rudy duck) 。夏は、ニューヨークを離れていた色々な種類のカモたちもそろそろ姿を見せはじめています。
セントラルパーク貯水池 (Reservoir) 周辺も、黄色く変化しはじめている木もあります。
夕暮れ時の綺麗なツインタワーの景色。
セントラルパークの紅葉の人気スポット、ザ・モール (The Mall)。
全般的には、まだ緑がかっている気がしますが、光の具合によっては、かなり黄色に見えます。
セントラルパークの動物園近くにあるワンちゃん像周辺の木々も美しく黄色に変わりつつあります。
セントラルパークのハロウィンイベント、パンプキン・フローティラ (Pumpkin Flotilla) の様子と、現在の紅葉の様子などをこちらの動画でご覧頂けます。
秋のセントラルパークおすすめです。
セントラルパークの全体像は、こちら。
楽しい週末を♡
