ブルクッリンのクールな街、ウィリアムズバーグの街角で見つけた新しい珍しいお店、ヒートニスト (Heatonist)。名前の通りホットソースを販売するお店なのですが、世界中から集められたというホットソースの種類の多さとテイスティングをしながら選べる点が目新しいところです。
カウンターはホットソースのテイスティングルームとなっていて、ホットソースソムリエさんたちが、ホットソースのテイスティングをさせてくれます。ブルックリンのグルメツアーの立ち寄りスポットにもなっているようで、ツアーの人たちがたくさん訪れていてにぎわっていました。
ヒートニスト (Heatonist) は、2015年の2月にキックスターターで資金集めに成功し、昨年、4月にスタートした、まだ一年ほどの新しいお店です。
スーパーに売っているような大きいメーカーのホットソースは、よく知られていますが、スタートしたばかりの小さなメーカーの商品は、たとえ本当に美味しく、いいものであっても、なかなか世の中の人たちに知られるようにはなりません。こちらのお店では、そんなあまり知られていないメーカーによるホットソースを、試してみることができます。最近、いろいろなお店で、このような凝ったパッケージのホットソースを見かけますが、実際に試してみないとなかなか購入するという所まではいかないですね。
ニューヨークのブロンクスの名産のホットソースも売られていましたが、ニューヨーク産のホットソースを始め、日本も含めた世界中から集められた品揃え。
ホットソースのボトルのパッケージもおしゃれで、見ているだけでも迷ってしまう、ホットソースのミュージアムのような場所です。
最近は、商品の質も当然ですが、どんな人がどんな思いで製造しているのかのストーリーも大切になってきています。ひとつひとつのホットソースの生産者のストーリーを教えてくれる、こういうお店は、まさに今の時代にあったビジネスの形で、ブルックリンらしいお店のひとつだと思います。