先日、新しくオープンしたホイットニーミュージアムを楽しみ、ミュージアムを出た後、向かったのはハイライン。金曜の夜ということもあり、街はとてもにぎやかで、ミュージアムはちょうどハイラインの最南端、ハイラインへ上っていく人の流れもできていました。そういえば、今まで夜のハイラインを歩いたことなかったかもと、ちょっと寄り道気分で、初めての夜のハイラインを散歩してみました。昼間は何度も訪れているけれど、夜は夜でまた違った幻想的な光景が見られます。
夜になると、昼間の景色とは異なり、見えていたものが見えなくなるのと同時に、見えなかったものが見えてきます。夜になって、オフィスビルのライトが輝いていると、チェルシーエリアはアートやファッション関係の会社がたくさんあるということを改めて実感します。
緑の多いハイラインですが、さすがに夜は緑などの植物は見にくくなってしまいます。ですが、暑い夏は、お昼間は、太陽の光がサンサンと照り付けているので、夜の方が実は涼しくて快適かもしれません。
時々ライトアップされている花などがありますが、夜はどちらかというと、ライトアップされた建物や街の様子を見て楽しむ感じです。
エンパイアステートビルのライトアップもとても美しく映える夜です。
ニューヨークのストリートを真上から眺めることができる面白い人気のスポットは夜でもちらほら人がいます。暑くもなく、寒くもなく、現在本当に快適な時期なので、夜風にあたりながらくつろげる幸せなひとときです。
窓から見えるのは、たくさんの車の行き交う姿。お昼間もそうですが、夜の街もタクシーでいっぱいです。ニューヨークのタクシーほど忙しいタクシーはないんじゃないかと思ってしまいます。人が降りた瞬間、もう次のお客さんが登場し、いつも忙しく走り続けています。
夜のハイラインのお散歩を楽しんでいる人たちは意外とたくさんいます。
ハイラインの近くは、今風な新しいクールなブティックホテルが多いエリアですが、実は、中にはヒストリックな雰囲気を漂わせるブティックホテルというのもあるんですね。1895年にイギリスの大学をモデルに建てられた歴史的な建物がハイラインの近くにあります。元々は学生寮だったらしいのですが、それをうまくリノベーションし、2年程前にホテルとしてオープン。それが、ハイラインホテル (The High Line Hotel ) です。ハイラインホテルは、歴史を感じさせるお屋敷のようなブティックホテルでいい感じのたたずまいです。(The High Line Hotel MAP)
このホテルのコートヤードには、アウトドアバー好きなニューヨーカー好みのAlta Lineaというイタリアレストランもあります。
そして、お屋敷ホテルらしいこんなかわいい車も。
落ち着いた雰囲気の滞在を好む人にはこういうお宿もいいかもしれません。
いつもと違う時間に街を歩いてみると、新たな発見があり楽しいですよ。