ハイラインが7月中旬にリオープンしてすぐ、再開直後のハイライン へ行ってみましたが、あれから数か月ハイラインの続きのセクションもオープンしています。9月初旬から新たにオープンしているのは、23ストリートから30ストリートのハドソンヤードと、スパー(The Spur)までのセクションです。新しいウサギのアートが登場していたりと変化もあり、再開から数か月経たこともあり、キャパシティも増えたのか、ハイラインも人が増えて賑わってきています。
7月にハイラインが再開したときは、出発地点が、ホイットニー美術館のお隣で、ゴールが23ストリートでした。その先は行き止まりになり、進むことができなくなっていましたが、その23ストリートから、ハドソンヤードの入り口、スパーまで今回オープンとなり、ハイラインの散策コースが伸びました。
ハイラインは、今もコロナ対策下でのオープンとなっているため、一方通行で、逆流はできません。スタート地点は、2か所、ホイットニー美術館横と、23ストリートだけです。ハドソンヤードから入場することはできません。
前回は、最南端から23ストリートまでを散歩しました。
この日も運動がてら、一番南から歩き出し、ハドソンヤードまで散歩してみました。
週末の午後ということもあり、とても賑わっていました。再開当初に訪れた時は独り占めできそうな静寂感を楽しめたのですが、今は全然雰囲気が違い、活気がでています。とは言っても、以前と比べるととても空いています。
ハイラインは、撮影スポットとしても大人気です。この日は、モデルさんと撮影クルーもいたりと、なかなか本格的な撮影が行われていました。
近い将来ニューヨークでオープンする予定の小さな島の公園、リトルアイランド。前回ハイラインから見えて紹介しましたが、今回ひさしぶりに見てみたら木がいっぱい増えて、手すりなども作られていて、着々と工事が進んでいる様子が見られ楽しみになってきました。
いよいよ旅行者も増えてきたのかな。ハイライン上にある、アートのお土産屋さんがとても盛況です。
ザハ・ハディドがデザインしたコンドが見えてきました。先日紹介した、オープンスタイルのアートギャラリー、High Line Nine の上付近にいます。
ここでちょっと目を引く可愛らしいアートが登場していました。Kasmin Gallery の屋上部分の Kasmin Sculpture Garden に新たに飾られているのは、ウェールズ出身の彫刻家、Barry Flanagan さんのウサギをモチーフとした3点の彫刻作品です。
踊るウサギ。
「考える人」ではなく、「考えるウサギ」。可愛らしい存在にみんながカメラを向けていました。
そして、今回のハイラインの最後の区間、ザスパー (The Spur) です。
ゴールのちょっと手前で右に曲がると、スパーというハイラインの一部のセクションに到着しますが、まっすぐ進めばすぐゴールなので、このエリアを見忘れちゃう人も多いかもしれません。
ザ・スパー (The Spur) には、Simone Leigh さんの Brick House という作品があります。
詳しい作品紹介は、こちらをどうぞ。
そしていよいよ、ハドソンヤードのゴールです。ゴールは、シェッドの方へ抜けて行きます。
ハドソンヤードのモールもオープンしていますが、とっても空いています。
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相変わらず、ベッセル も人気があり、今も無料ですが、完全予約制になっています。この他、ハドソンヤードには、巨大なゴリラ、King Nyani や巨大な壁画も登場しています。ザシェッド(The Shed) は、10月16日から再開し、新特別展、Howardena Pindell: Rope/Fire/Water が開催されます。10月31日までは入場無料となり、特別展を見てみたい人はもちろん、シェッドの中を見てみたい人も訪れてみるといいと思います。