ニューヨークのホリデーシーズンに、ダウンタウンのクリスマスイルミネーションの定番スポットとなっているのが、ワールドトレードセンターの前にある、ブルックフィールドプレイス (Brookfield Place) です。毎年恒例となっている美しいホリデーイルミネーション、ルミナリエ (Luminaries) が見られ、さらに冬ならではのお楽しみのアイススケート場、ザ・リンク (The Rink) が今年も登場しています。
ルミナリエ
ニューヨークのダウタンタウン、ワールドトレードセンターの西側、バッテリーパークシティにある、ブルックフィールドプレイス (Brookfield Place) では、ホリデーシーズン恒例となっている幻想的なホリデーイルミネーション、ルミナリエ (Luminaries) が、ウィンターガーデンアトリウム (Winter Garden Atrium) にて、11月27日からはじまりました。
ブルックフィールドプレイスは、主に、バッテリーパークシティをはじめとした周辺住人、オフィスワーカーと旅行者をターゲットとした、高級ブランドをはじめとしたショッピングモール、グルメなフードホールやレストラン、オフィスからなる複合施設で、今年は、ハドソンヤード同様、コロナにより、客足に大きな影響があったと思いますが、静まり返った広々とした空間には、幻想的なイルミネーションがいつも以上に映えています。
こちらは、ルミナリエを上から眺めた様子です。イルミネーションは、通常は、グリーン色のカラーが基調となっていて、時々イエローのイルミネーションに変身したりするその色の変化を楽しむことができます。周囲には、美しいクリスマスツリーも飾られていて、キラキラと輝いています。
ルミナリエは、提灯がずらりと並んだ感じで、少しアジアっぽい雰囲気のイルミネーションです。中央には、お賽銭箱のような Wishing Station があり、お賽銭のような寄付と共に、HOLIDAY WISHES をするとイルミネーションのカラーが変化するといった面白い仕掛けもあります。
また、午前8時から午後10時まで、毎時ちょうどには、ライトショーが行われていて、色の雰囲気がダイナミックに変化したりと楽しませてくれています。
カジュアルなショップが並ぶモールの方も、クリスマスツリーが飾られ、ライトアップが変化する空間になっています。
アイススケートリンク
ブルックフィールドプレイスから、ハドソン川側の広場に出てみると、夜景を目の前に、アイススケートリンク、The Rink があります。ニューヨークの他のアイススケートリンクと比べると、小さ目のリンクですが、スケートを楽しむ人がいっぱいで賑わっています。今年は、人数制限のために、アイススケートは1時間毎のタイムスロット制となっています。自由に滑り回って楽しむだけでなく、プライベートレッスンを受けることもできます。
可愛いキャラクターの子供用補助もレンタルすることができ、スケートが初めてだったり、怖がって滑りたがらない小さい子でも楽しめる工夫がされています。
アイススケートリンク近くのプロムナードの木々の美しいライトアップ。
ブルックフィールドプレイスのイルミネーション『ルミナリエ』は、毎年クリスマスシーズンの楽しみになっています。
ブルックフィールドプレイスには、様々なパブリックアートも登場します。
オキュラスのクリスマス
ブルックスフィールドプレイスや、ワールドトレードセンター周辺を訪れたら、オキュラスにも立ち寄ってみるのもおすすめです。オキュラスで一番見晴らしがいい場所が、最上部のところで、人気の写真撮影スポットになっています。
例年は、オキュラスのクリスマス で紹介しているように、オキュラスの1階に、大きな雪だるまが登場したり、様々なホリデーデコレーションが登場しますが、今年は、ホリデーショッピングのお店が点在するだけで、少し寂しくなっています。そんな広々としたスペースでは、トナカイをはじめとしたホリデーシーズンらしいキャラクターがフロアや壁を動き回ったりする光のショーを見せてくれています。
ライトショーでは、雪や雪だるまなども登場します。
トナカイさんたちも現れて、フロアだけでなく、両壁も走っていきます。
こちらは、昨年の様子ですが、ニューヨークのダウンタウンにもホリデーシーズンになると色々な場所に美しいイルミネーションが登場するので、是非色々楽しんでみて下さい。
