いよいよサンクスギビング、クリスマスと続くホリデーシーズン突入です。ニューヨークも ホリデーマーケット がオープンし、街中で華やかな飾り付けがされ、段々とにぎわってきています。ニューヨークはこのシーズンは街全体が美しく飾られて、ショッピングも盛り上がり、世界中からも観光客が押し寄せてくる、一番にぎやかな時期です。ということで、わざわざどこかに行かなくても充分楽しめるのですが、住んでいるとどこかに行きたくなってしまうものですよね。今年のホリデー休暇、冬の旅行はどこへ行こうか、何をしようか、どこかいいレストランないかな、と悩むことも多いのではないでしょうか。カリブ海やハワイ、スキーなどのリゾート地はもちろんおすすめなのですが、今回はニューヨークから比較的近くて行きやすいアメリカ国内の旅行先に絞っておすすめを3つ紹介したいと思います。
豪華なビルトモア邸宅のある街 アッシュビル
ゴージャスな雰囲気を味わいたい人にとてもおすすめなのがノースカロライナ州のアシュビル (Asheville, NC) です。
一番の見所は、アメリカで最も大きい個人の邸宅、ビルトモア・エステート (Biltmore Estates)。フランスのルネッサンス形式の大豪邸で本当に美しく、豪華絢爛。見応えのあるツアーで内部を見学することができます。特にクリスマスシーズンがおすすめで、ここのクリスマスツリーのデコレーションは必見、こんなに美しくて豪華なツリー見たことありません、っていうくらいの素敵なツリーが豪邸中のお部屋に飾られています。
近くにはグレート・スモーキー山脈国立公園もあり、アパラチア山脈沿い、バージニアの Shenandoah National Park から Great Smoky Mountains National Park へと続く、とても景色のいい Blue Ridge Parkway も近くを走っています。西部と東部で味付けが違うというノースカロライナ風バーベキューやアイスティーなど南部ならではのグルメの楽しみもあります。
サバナ & チャールストン 豪華なプランテーション宿泊
続いておすすめなのが歴史ある南部の都市ジョージア州のサバナ (Savannah, GA) とサウスカロライナ州のチャールストン (Charleston, SC) です。それぞれ独特のいい雰囲気を持っていて何かと比べられることの多い両都市。この2都市は車で2時間程の距離なので時間が許せば両方訪れることをおすすめします。
こちらが、サバナ (Savannah)。ジョージア州にある観光都市です。街は碁盤目上に整備されていて交差点には22もの憩いの広場があります。
Candler OakにかかるSpanish Mossという南部独特の景観が印象的です。
街中で一際目立つ教会、Cathedral of St. John the Baptistもクリスマスの雰囲気。
Savannahのライバル都市と言われている、サウスカロライナ州のチャールストンもおすすめです。SavannahとCharleston、行くなら一体どちらの街がおすすめ?って迷う人が多い2都市。チャールストンは1670年に誕生と歴史があり、かつては貿易で栄えた街で、古い街並みがいい雰囲気を出しています。美味しいシーフードを堪能することができフーディーにおすすめの街です。
このチャールストンから車で30分くらいのところに The Inn At Middleton Place というプランテーションがあり、そこに宿泊することもできます。
敷地内には、レストランがあり、アクティビティもあり、またカクテルタイムでお酒やおつまみを自由に頂けるというサービスもあり、ゆったりとできる場所です。各お部屋に暖炉もあり、本当にゆっくりまったり過ごすのに最適な場所。忙しいニューヨークを離れてたまにはそんな時間の過ごし方もいいかな、と思います。
この辺り一帯はLow countryと言われていて、Lowcountry cuisineという特有の魚介の多く使われた南部料理も味わうことができます。
ジャズと美食の街 ニューオーリンズ
そして、日本人にも人気のジャズと美食の都市、ルイジアナ州のニューオーリンズ (New Orleans, LA)。小さい街ですが、見所満載。フランス、スペインの影響も色濃く残っていて異国感満点です。料理にもそれが反映し、クレーオール、ケイジャン料理と普段あまり食べることのないグルメも大きな楽しみの一つ。ホリデーシーズンはどこも綺麗に飾りつけされていて華やかな雰囲気を楽しめます。ここのホテルもドアを開けた瞬間わぁ、と感動。
ニューオーリンズといったら眠らない街な雰囲気。有名なバーボンストリートは、昼はシーンとしてとても静かなんですが、夜は噂通り怪しく、にぎやかになります。街の中心、フレンチ・クオーター内は規制がないので、アメリカ内では珍しくビール、カクテルを飲みながら歩く人の姿も見られます。