干満の差世界一と言われるファンディー湾にあるホープウェルロックス (Hopewell Rocks) です。海の水が引いたり満ちたりするのを楽しむっていったいどういうこと?ということで半信半疑でやってきたのですが、最後には納得!意外とおもしろいかも、と思いました。
ホープウェルロックスの水が満潮の時に一度見に訪れて、途中ランチにでかけ、食後に再びホープウェルロックスを見に戻ってきます。え?2回も来るの?と思いましたが、ランチにおいしいロブスターサンドを食べて満足し、戻ってくると、すっかり違う景色が待っています。
ホープウェルロックは、The Rocks Provincial Park内にあり、ビジターセンターに入場した後、この森の道を歩いて、ホープウェルロックのある海沿いへと向かいます。
雨上がりだったこともあり、ちょっとお天気はどんより。海の水は普通に高くて、最初はよくある崖から見下ろした時の光景です。
森の中を散策中、綺麗なお花も見つけることができます。
そして、さっそくランチタイム!Log Cabin Restaurantというお店が、ビジターセンターのある丘の下にあることを、行きに車で登ってくる時にチェックしていたんです。園内にも食べるところはありますが、せっかくなので、このロブスターロールの看板が気になるログキャビンレストランへと向かいます。
ロブスターロールとフィッシュ&チップスをオーダーしましたがどちらも美味!大きなコッドのフライもポテトもサックサックに揚がっていて美味しいのもうれしいです。
ランチを終えて再びホープウェルロックに戻ってみると、あ!海の水がかなり引いています。
でも、あと一歩なのだそう。観客も増えてきていて、みんな水が完全に引く瞬間を待ち望んでいます。
しばらく待っていると、みるみる水は引いていき、ついにこんな風になりました。
そして、ゴーサインがでます!この瞬間を待ち望んでいた人たちが一斉に崖の下に下りていきます。
さっきまで崖の上からロックを見下ろしていたのに対して、今度は下からロックを見上げます。
こんなに干満の差が激しいんです。干満の差がこんなに大きい一つの理由は、この湾の独特の形によるものだそうです。
この辺りの大都市、セント・ジョンの町中にセント・ジョン川が流れているのですが、その川はファンディ湾に面しているので、満潮時にはその町中の川で逆流が起こるそうです。干満の差の大きさは、川を逆流させるくらいの力があるんですね。
自然の驚異を感じることのできるカナダならではの公園でした。