シカゴの新しいリーズナブルなカジュアルホテルホテルシカゴウェストループ

今回のシカゴ旅行ではいくつかのホテルに滞在してみました。そのうちの一つは、シカゴの中心部であるループから少し離れたウエストループにある、昨年オープンしたばかりの新しいリーズナブルなブティックホテル、ホテルシカゴ (Hotel Chicago-Illinois Medical District) です。ホテルはもともとはウェアハウスのような赤煉瓦作りのシカゴらしい建物ですが、中は一転してキャンバスのように真っ白な空間が広がっており、そこに個性的なアート作品が彩を加えています。

このシカゴホテルはリーズナブルな価格で、新しいモダンな部屋に滞在できるホテルということで、女子にも人気でした。ホテルの目の前にはバス停があり、5－10分の徒歩圏にいくつかの CTAの地下鉄駅もあります。オヘア空港からは CTAの地下鉄ブルーライン一本で到着可能です。

このホテルができてからまだ1年しかたっていないため、ホテル内は真新しくて綺麗です。

ホテル館内ではWiFiが無料で、ロビーにもPCやATMもあります。

エレベーターを降りると客室へ向かう廊下にはたくさんのアートが飾られています。

ちょっとしたミニミュージアムみたいなインテリアとなっています。

とろけてしまいそうな絵など個性的でおもしろい作品群。

そして、ベッドルームへ。フルサイズの冷蔵庫、電子レンジ、アイロンなどもあり、ちょっとしたミニアパートメントのようで、長い滞在にも便利だと思います。

真っ白な空間を基調としたホテルで全般的に明るい雰囲気です。

アメニティは NY のアップステイト生まれのソープ BEEKMAN 1802 です。肌に優しいヤギミルクのソープ。

シャワールームはシンプルだけど新しくてきれいです。

ちょっとした小奇麗な小さなアパートみたいな感じです。

ホテル滞在中、美術館など街の中心地に出る時はホテルの目の前のバスに乗っていきました。ホテルにはレストランがありませんが、周囲には食事できる場所がいくつかありました。ただ、おすすめは少し離れますが、 Randolph Street というシカゴの今最もホットなレストランやバーの集まるレストランエリアで、徒歩、バスでも行けますが、UBER などを利用すれば10分以内で到着します。
高層ビルの建ち並ぶループから離れ少し閑散としているので、アメリカに慣れていない人は心配になるかもしれませんが、周囲は病院など医療機関の集まる Illinois Medical District やメキシコ領事館などがあり安全なエリアです。
プロバスケ NBA のブルズ、プロホッケー NHL のブラックホークスの本拠地でもある United Center からも近く、試合観戦時の宿泊にも便利だと思います。

ホテルは、シカゴとカリフォルニア州サンタモニカを結ぶ歴史的なルート66 の Jackson Blvd. 沿いにあります。ちなみにルート66のスタート地点は何度か移り変わっています。最初が、Jackson and Michigan Ave。その後、Jackson and Lake Shore Drive。そして、Jackson Blvd が東方向への一方通行となったためルート66の東行きのみとなり、現在では、シカゴ美術館の目の前、Adams Street and Michigan Ave が起点となっています。