ニューヨークでは、今年で20周年目を迎える、トライベッカ映画祭 (Tribeca Film Festival) が、今日からはじまりました。トライベッカフィルムフェスティバル の初日を飾ったのは、ニューヨークを舞台とした作品で、明日から一般公開される、イン・ザ・ハイツ (In The Heights) のプレミアで、久しぶりのインパーソンイベントで、市内10数ヵ所で同時上映されました。インザハイツをハドソンヤードの会場で見て来ましたが、マンハッタンのワシントンハイツを舞台とした、ニューヨークらしい作品で、ニューヨーク好きにおすすめです。
ニューヨークは、昨年は、ほとんどのイベントが中止、またはオンラインとなり、寂しい一年となってしまいましたが、今年は、インパーソンイベントが復活し始めています。そんな大イベントの第一弾として今日からスタートしたのが、トライベッカ映画祭です。トライベッカ映画祭は、911事件の翌年の2002年、ダウンタウンの復興策の一つとしてスタートしたイベントで、今年で20回目を迎えます。
今年のトライベッカ映画祭りは、市内各所の公園を含め、多くの場所が会場となり、ソーシャルディスタンスをしっかりと確保したポッド方式によるインパーソンイベントで、ポッド数は限定的ですが、無料チケットが提供されています。映画祭は、6月20日まで開催され、多くの作品の上映やイベントが、こちら のスケジュールで行われます。まだチケットが残っているものもある他、オンラインで見ることもできます。
会場に到着すると、すでに列ができていました!
トライベッカ映画祭の初日を飾ったのは、2008年にトニー賞のベストミュージカルを受賞した、ブロードウェイミュージカルの作品を映画化した話題作で、明日から公開される映画、イン・ザ・ハイツ (In The Heights) のプレミアで、市内8ヵ所の会場で今夜同時上映されました。
ニューヨーク、マンハッタンの ハドソンヤード の会場へ行って来ました。こういう人がたくさん集まるような大イベントは久しぶりなのでワクワクしました。会場は、ソーシャルディスタンス下の限定数の観客ですが、ニューヨークを舞台にした作品と言うこともあり、映画に出てくるシーンに歓声が沸き上がり盛り上がりました。
イン・ザ・ハイツ (In The Heights) は、最近では、大ヒットブロードウェイミュージカル、ハミルトンの制作と主演で知られる、リン マニュエル・ミランダ (Lin-Manuel Miranda) さんのミュージカル作品をもとに、クレイジー・リッチ! (Crazy Rich Asians) で知られる、ジョン・M・チュウ (Jon M. Chu) さんが監督として制作された映画で、明日、映画館で一般公開される他、HBO Max でも同時公開されます。
アッパーマンハッタンのワシントンハイツを舞台に、カリブ海諸国からの移民からなるラティンクスコミュニティのささやかな日常を描いた、音楽とダンスがいっぱいの心温まる作品で、ローカルに馴染みのニューヨークのスポットが色々登場します。
例えば、印象に残っているシーンでは、とても長い壁画のトンネルや、ハイブリッジパークのプールなどが登場していました。
カラフルな壁画のトンネルはここです。
とっても長いアートなトンネルストリート!ニューヨーク最深の地下鉄駅 191 Street Station 迫力の壁画&グラフィティ
プールのシーンは美しくて、踊りも楽しく、面白い作品でした。
プールのシーンの撮影場所は、ハイブリッジパークのプールです。
予告編に加え、映画の最初の8分間のシーンも公開されています。
ニューヨークの夏のイベントが本格的にスタートしました!これからまだまだいっぱいあります。