ニューヨークのレストランのインドアダイニングが、とうとう9月30日から再開可能となります!NYC では、3月中旬からインドアダイニングが禁止となり、New York on PAUSE のロックダウン中は、テイクアウトとデリバリーのみ、経済再開フェーズ2以降は、アウトドアでの営業のみが可能となっていて、すっかりアウトドアダイニングが、夏のニューヨークのお馴染みの光景となりつつありました。夏は気持ちのいいアウトドアダイニングですが、次第に寒くなっていく秋から冬にかけて、どうなっていくのかと心配されていましたが、とうとう9月末からインドアダイニングが再開可能となることが発表されました。ただし、通常の25%のキャパシティ、入店前の検温など慎重なコロナ対策特別ルールでの再開となります。
今年は、コロナにより、例年とは違う体験がいっぱいのとても不思議な年になっています。多くの人が約半年間もの長い間、オンとオフの区別が難しい日常を過ごすことになり、その間に、多くの新しいルールと制約が生まれ、自由に行動することができないことも多く、もどかしく感じていた人も多いと思います。その反動で、ごく普通の日常が有り難く感じる今日この頃ですが、レイバーデーの週末が終わり、ニューヨークでは、ワイシャツ姿のオフィスワーカーも少しづつ見かけるようになって来るなど、だいぶ日常の生活の光景が見られるようになってきています。今日、9月9日からは、インドアのモールも、50%のキャパシティで、再開可能となりました。
そんな経済再開が順調に進みつつあるニューヨークですが、取り残されているのが、劇場や映画館、そしてレストランのインドアダイニングですが、とうとうインドアダイニングを、9月30日から再開可能とすることが発表されました。
こちらが、ニューヨーク州知事のクオモさんのツイートです。普通の日常に向けて、また一歩前進です。
UPDATE: On September 30, indoor dining in NYC can resume at 25% capacity.
Strict restrictions will be in place. pic.twitter.com/ORzwGM67PQ
— Archive: Governor Andrew Cuomo (@NYGovCuomo) September 9, 2020
以下のとても慎重な厳しいコロナ対策特別ルールの下での再開となります。
*25%のキャパシティ
*入店時の体温チェック
*コンタクトトレーシングのため代表者の連絡先を提出
*営業は遅くても、午前0時まで
*バーでのサービスの禁止
*テーブルに着席するまでマスク着用必須
*州による全てのガイダンスの遵守
*室内換気の改善
思い返してみると、ニューヨークのレストランが閉鎖となったのは、3月17日で、約半年前のことです。
レストラン閉鎖後、約3ヵ月間は、テイクアウトとデリバリーのみの時期が続きました。レストランによっては、テイクアウト用ドリンクの販売などでなんとか頑張っている姿も見られました。
アウトドアダイニングが再開可能となったのは、6月22日からスタートした経済再開フェーズ2以降です。
ニューヨークの様々な通りに、アウトドアダイニングスペースが登場し、とても賑やかになりました。ニューヨーク中に広まったオープンストリートでは、金曜日の夜から週末にかけて、レストラン用のエキストラスポットになっています。
チェルシーマーケットなど人気のフードホールにもアウトドアダイニングスペースが登場して楽しめるようになりました。
ニューヨーク州では、インドアダイニングは、もともとは、フェーズ4から再開となっていましたが、NYC以外では、予定通り再開している一方、NYCでは、他州での状況を鑑み、無期限で再開延期となっていました。ようやく9月30日からの再開となります。
現在、ニューヨークのミュージアムもどんどん再開中です。長いお休みが終わり、ニューヨークの日常の活気が戻ってきているのは本当に嬉しいですね!