馬車がいっぱいのニューヨークのセントラルパーク南端の5番街沿い周辺に、今月9月に新たに登場したのが、こちらの巨大な3頭の馬の像、The Horses です。アルミニウム製の独特の色合いの作品で、3体それぞれ何かが欠けていたりする、不思議な雰囲気を醸し出しています。一際目立つ巨大な動物の彫刻がニューヨーク、ミッドタウンの中心地に現れたということで、思わず多くの人が立ち止まって、まじまじと眺めたり、ポーズをとったりし楽しんでいます。
セントラルパーク南東の端にある、グランドアーミープラザ (Grand Army Plaza) からは、プラザホテルや鉛筆のようなスレンダーな細長い超高層居住用ビルが立ち並ぶ、ビリオネア・ロウ (Billionaires’ Row) とも呼ばれる、57 ストリート沿いが見渡せます。217 W 57th St に、現在建設中の セントラルパークタワー (Central Park Tower) は、高さ472m (1550 ft) と、ニューヨークで最も高い居住用ビルとなります。
グランドアーミープラザからセントラルパークの入口に向かう途中の、セントラルパークの中でも最も人通りが多い絶好スポットに、9月1日までは、 巨大な顔のアート がありました。
それに続き、今月から新たに登場したのが、フランス人アーティスト、Jean-Marie Appriou さんの巨大な馬の像、The Horses です。馬の下半分だったり、馬がドアのような形で胴体部分が切り抜かれていたりとシューレアリスム的な作品です。
馬と一緒に、ハイポーズ。人気の写真撮影スポットとなっています。
こちらの馬は、一見普通なんだけど、どこか違和感があります。そう、耳がありません。完璧な姿でないアート。何か訴えるものがあります。
9月11日から登場している Jean-Marie Appriou: The Horses は、これから約一年間、来年の夏、2020年8月30日まで展示されていますので、セントラルパークや五番街へ行かれる際に立ち寄ってみてください。
近くには、再オープンしたばかりの美しい アップルストア五番街店 や、プラザホテルのフードホール などもあります。
サイクリングなどセントラルパークで過ごしてみるのも楽しい季節です。
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