昨日 7/4 はアメリカの独立記念日、待ちに待った花火大会の日でした。毎年どこから見るか悩みますが、今年はニューヨークの摩天楼をバッグに花火を鑑賞しようということで、マンハッタンの対岸のジャージーシティ (Jersey City) へ行ってきました。今年は、ニュージャージーの州立公園が一時閉鎖となっていたことから、直前に会場変更があり、ジャジーシティのハドソンリバー沿いのエクスチェンジプレイス (Exchange Place) が会場となりました。ジャジーシティのハドソンリバー沿いは、マンハッタンの美しい摩天楼が見られる場所で、そこで初めての花火大会開催となり、どうなるのか楽しみにやって来ました。花火打ち上げのロケーションは、なんと、ワンワールドトレードセンターの目の前です。素晴らしい摩天楼の景色をバッグに花火を鑑賞することができ感動の花火大会となりました。独立記念日にふさわしくお天気に恵まれたとてもいい日和で、夕暮れ時の景色もすばらしかったです。
ジャージーシティの花火大会 JERSEY CITY FREEDOM FIREWORKS FESTIVALでは、コンサートイベントも開催され、盛り上がっていました。
登場したのは、かつて一世を風靡したというジャージーシティ出身のファンキーバンド、 Kool & the Gang。ファンの女の子たちがノリノリで、そんな子たちの様子を見ているのも面白かったです。
Kool & the Gang の代表曲のひとつ “Celebration” で、コンサートはフィナーレを迎えます。
少しづつ闇夜のいい雰囲気になってきて、コンサートは大盛り上がりでしたが、そんな1時間のコンサートもあっという間に終了。気がついたら、もう花火開始の5分前です。みんな大急ぎで川沿いの花火鑑賞スポットへと向かいます。来ている人たちはほぼローカルの人たちだと思われますが、夕暮れ時には空いていた道が、あっという間にかなりの人が集まってきていました。
立往生してしまい困っていると、そんな時、一人のお兄さんが華麗に現れます。見事にスマートに人ごみの隙間をかき分けて前に進んでいくのでついていきます。するとみるみるうちに花火の見えるスポットに到着。夕暮れ時に会場へ到着した時は、どこもわりと空いていて余裕でしたが、直前になるとさすがに混んでいます。なんとか割といいポジションが確保でき、一安心。ここまで来て、みんなの頭しか見れなかったら悲しすぎます。
そしていよいよ花火が上がります。と同時に、わーっと歓声もあがります。
ニュージャージーの独立記念日の花火大会は毎回、世界的にも有名な Grucci による花火大会で、スケールも大きく、とても美しい花火が見られます。
ワンワールドトレードセンターの目の前に上がる花火。はじめての光景に感動です。
目の前で見ていると花火がすごく近くに感じ、本当に迫力がありました。
遠く左の方にニューヨークのイーストリバーで開催されているメイシーズの花火大会の花火が見えます。5つの花火が同時に上がる美しい花火です。
ワンワールドトレードセンターの前の花火は、大きいものがひとつ上がるスタイルですが、とても綺麗です。ニューヨーク側から、特に ワンワールド展望台 から見ている人たちもすごくきれいに見え感動したと思います。
一面真っ赤な世界に。
間髪入れずに次々に勢いよく上がる花火の音が心地いいです。
ピンクの世界に。そして最後は花火の大連発で終わります。
花火終了後、余韻に浸りながら、夜景を楽しんでいきます。ハドソンリバー沿いは素晴らしい夜景スポットとなっています。
ワンワールドトレードセンターが美しいダウンタウンの夜景です。
日替わりでライトアップが変わるエンパイアステートビルですが、
独立記念日は毎年恒例アメリカの国旗カラーのライトアップです。
ジャージーシティのハドソンリバー沿いにあるコルゲートクロック。その後ろに小さく、ライトアップされた自由の女神と、リバティステートパークの旧駅舎の建物が見えます。
来年はまたどんな花火大会になるか楽しみです。ジャージーシティのエクスチェンジプレイス (Exchange Place) は花火の時だけでなく、普段もニューヨークのダウンタウンの夜景が美しく見えるスポットとしておすすめの場所です。
ジャージーシティ・エクスチェンジプレイス
Exchange Place, Jersey City MAP
NYからの行き方:
WTC (World Trade Center) から PATH トレインで1駅
花火大会の様子はこちらです。