ブルックリン植物園では、可愛いピンクの八重桜、カンザンザクラ (Prunus ‘Kanzan’) が、現在、満開となっています。素晴らしいお天気で、平日にもかかわらず、たくさんの人々が、ブルックリンボタニックガーデンにお花見を楽しみにやって来ていました。園内の今の一番の見どころは、やはりカンザンザクラですが、その他の春の花々や新緑も美しくなり、とても彩りが豊かな美しいガーデンになっています。
ブルックリンボタニックガーデンの豪華なカンザンザクラの桜並木、Cherry Esplanade は、現在、真っピンクの美しい光景が広がっています。
ブルックリン植物園では、毎年、カンザンザクラが満開のこの時期に、桜祭りが開催され、とても盛り上がりますが、残念ながら、今年も昨年に引き続き、中止になってしまいました。ブルックリン植物園へは、コロナ以降も時々やって来ていますが、今までで最も賑わっている大入りとなっていて、通常の日々に戻れるのも近いかも、という期待が持てる感じでした。桜が満開の春の絶好の季節であることは、もちろん、これまで 25% のキャパシティ制限が行われていた、ニューヨーク州のミュージアムや動物園では、4月26日からは 50% に変更になった影響もあるのかもしれません。
芝生の広場の両側に、カンザンザクラが 2列づつ配置されていて、その間は、桜のトンネルになっています。また、Cherry Esplanade の東側の小道沿いも、美しい八重桜の並木道となっています。
寝っ転がってくつろいだり、本を読んだり、おしゃべりしたり、
思い思いに春の至福の一時を楽しんでいます。
さすがブルックリンと言う感じで、浴衣やドレスなど個性的なファッションを楽しんでいる人も多く見かけます。桜祭りは、中止になってしまいましたが、その代わりに、週末には、Art in the Garden: Spring Weekends というパフォーミングアートイベントが、開催されているので、そんなイベントに合わせて、訪れてみるのもいいと思います。
ブルックリン植物園の人気イベント、桜祭りの様子は、こちらで紹介しています。来年の開催を期待しましょう。
日本庭園の桜は、ソメイヨシノ系が中心なので、もうほぼ終わってしまいましたが、一部まだ美しく咲いている桜があり、池に映り込む姿なども綺麗でした。
日本庭園の桜が満開の時の様子は、こちらです。
イースタンパークウェイ沿いの入口の広場周辺も、美しい花々でいっぱいです。
植物園の中心に向かう道沿いにも、様々な花が咲いていて、思わず立ち止まって、見とれてしまいます。
コンサバトリー前も、美しい花々で人気のエリアです。今は、ラッパスイセン系のお花が中心ですが、もう少ししたら、色とりどりのチューリップが見られるようになると思います。
ニューヨークでは、ソメイヨシノは、終わってしまいましたが、現在、カンザンザクラ が、絶好の見頃になっています。
