キー・トゥー・ニューヨーク (Key to NYC) 、ニューヨークのワクチン接種確認プログラムが、いよいよ明日 8月17日からスタートします!ニューヨークでは、レストランやジム、エンターテイメントなどのインドアアクティビティの利用時は、必ずワクチン接種証明を提示し、室内では、ワクチン接種者のみとなるルールが以前より発表されていましたが、もともとプログラムの開始予定日とされていた今日、さらに具体的な詳細が発表されました。ワクチン接種証明が必須となる対象は、インドアの活動のみで、レストラン、ジム、劇場、映画館などの他、ミュージアムも含まれることになりました。ニューヨーカーは、もちろん、旅行者もワクチン接種を証明するワクチンカードまたはそのデジタル写真、ワクチン接種証明アプリとIDを携帯する必要があります。入場は、ワクチン接種を完全に終えている必要はなく、少なくとも一回のワクチン接種を終えていれば大丈夫です。
ニューヨーク市長のデブラシオさんは、今日8月16日、キー・トゥー・ニューヨーク (Key to NYC) と題された、インドアダイニング、フィットネス、エンターテイメントなど、インドアスペースの利用者やスタッフたちに課される、ワクチン接種証明チェックプログラムの具体的なルール詳細を発表しました。これまで発表されていたレストラン、ジム、劇場などに加え、ミュージアムやギャラリー、インドア飲食スペースのあるスーパー、ベーカリー、カフェなども対象となっています。
Starting tomorrow, you'll need proof of vaccination to unlock everything New York City has to offer. Valid proof of vaccine includes:
☑️ Paper CDC card
☑️ Excelsior Pass
☑️ NYC COVID Safe App
☑️ Any Official Vaccine Record pic.twitter.com/yhCblgDVci— Mayor Eric Adams (@NYCMayor) August 16, 2021
入店、入場時に、12歳以上は、ワクチン接種を証明する、CDCのワクチンカード (デジタルフォトでも可)、エクセルシオールパスや、NYC COVID Safe App などのワクチン接種確認アプリなどをドライバーズライセンスやパスポートなどのIDと共に提示を求められます。
海外のワクチン接種証明書の場合は、氏名、生年月日、ワクチン名、接種日、接種場所の情報が含まれている公的な証明書であれば利用できます。
WHOまたはFDAが認可したワクチン接種を、少なくとも一回終えていることが入場の条件となります。
ワクチン接種が認可されていない12歳未満は、証明書提示の対象外となっています。
詳細は、こちらです。
キー・トゥー・ニューヨーク (Key to NYC) は、明日8月17日からスタートし、約一ヵ月間の試験運用期間を経て、9月13日から本格運用となり、取り締まりがスタートします。違反者には、$1000の罰金が科され、何度も違反を繰り返す場合は、罰金の額が増額されていきます。また、ワクチン接種カードの偽造者は、詐欺罪で起訴することもあるとしています。
NYC は、デルタ変異型の急速な流行を受け、2週間程前に、ワクチン接種確認プログラムの発表をしていましたが、その後、サンフランシスコやニューオーリンズなどでも同様のプログラムが発表されています。しばらくは、旅行時にも、どこで必要になるか分からないので、ワクチン接種カードやワクチンパスアプリの携帯が必須となりそうです。