ニューヨークで楽しむ異国料理の中でも珍しい、エジプト料理。こういう変わった異国料理は大体クイーンズやブルックリンの奥の方のエリアに存在していてなかなか気軽に食べられないことが多いのですが、ニューヨークの白亜の門のある公園で有名なワシントンスクエアパークのすぐそばに、珍しいエジプトの国民食とも言われることのあるコシャリのお店が登場しました。学生も多いエリアということで、もともと手軽で美味しいB級グルメが多いエリアなのですが、このエジプト料理のコシャリの専門店もとってもリーゾナブルなランチスポットです。
今春オープンしたばかりのお店、Kusharista は、エジプトストリートフードのコシャリの専門店です。ワシントンスクエアパークに近い、小さなお店がたくさん立ち並ぶ通り、Macdougal St にあります。
コシャリは、お米、マカロニ、レンズ豆 (lentil)、ヒヨコ豆、フライドオニオンにトマトソースやガーリックソースがかかったヘルシーなベジタリアンファーストフードです。エジプトで19世紀に誕生し、ストリートフードとして人気となり、国民食と呼ばれることがある料理だそうです。
メニューは、Kusharista の定番であるオリジナルをはじめ、スパイシーや、地中海風、アジア風など様々な種類がありますが、具材やソースなどを全て自分で選んでいって作ることもできます。お店を訪れていたお客さんはスパイシーを注文している人も多かったので、スパイシーも人気のようでした。
コシャリを食べるのは、はじめてなので、オリジナルを注文。お米やパスタなどお馴染みのものから、レンズ豆やヒヨコ豆など中東らしい食材まで様々な具材が、次々にカップに入れられていきます。お店の人はとても親切で、一つ一つ具材を入れる時に確認してくれていました。白米ではなくホールウィートがいいとか、パスタは抜きにしたいとか、スパイシーソースは少なめにとか、注文をきいてくれます。
最後に、フライドオニオンがたっぷりと乗り、トマトソース、スパイシーソース、ガーリックソースをかけて出来上がりです。
お米とパスタがごっちゃ混ぜという、少し不思議な料理ですが、トマトベースのスパイシーな味付けで、美味しい一品でした。炭水化物中心で、わりとボリュームがあるので、女性だったら2人でシェアしても十分な量かも。
個人的にはトマト味でひよこ豆とかの豆類がたっぷりと入っているのと、サクサクのフライドオ二オンの食感が好きでした。
とても小さなお店ですが、数席あり、店内で食べていくこともできます。お天気のいい日は、近くのワシントンスクエアパークに向かってみるのもいいかもしれません。
Kusharista
106 Macdougal St, New York, NY 10012 地図
こちらの映像では、コシャリをはじめ、エジプトのストリートフードが紹介されています。
この周辺には、ニューヨークの世界各国のB級グルメが楽しめるお店が色々集まっているので、異国料理好きは楽しめます。