久しぶりの日本ということで日本国内も色々な場所を周ってきました。国内旅行でやはり外せないのが京都です。今回訪れたのは、11月後半ということで、ちょうど紅葉のベストシーズンと重なり、どこを訪れても本当に紅葉が美しく、京都の秋らしい風情のある景色を楽しむことができました。
今回は、京都には1泊2日という短い滞在となりましたが、秋ということで、紅葉をテーマにスケジュールを組んでみました。
通天橋からの絶景の紅葉 東福寺
紅葉の名所として有名な「東福寺」が、今回、ちょうど紅葉の見頃となっていました。紅葉の有名スポットということで多くの人々が訪れるので、ゆっくりと紅葉を見るなら、午前中、特にオープン直後がおすすめです。ニューヨークの紅葉もきれいですが、日本の紅葉、特に京都の紅葉はまた別物です。京都のしっかりと手入れされた繊細な色合いの紅葉の景色は本当に芸術的な美しさです。
東福寺三名橋と呼ばれる木製の橋があることでも知られていますが、最も美しい紅葉スポットとなっているのが通天橋です。
東福寺の見どころは紅葉だけでなく、その庭園もとても個性的です。
重森三玲さんのモダンデザインの庭として有名な方丈北庭も綺麗でした。方丈北庭は色彩やかな市松の庭と、星座を表す白川砂の庭。
海外旅行者に大人気 伏見稲荷大社
日本で、海外からの旅行者に最も人気のあるとなっているのが、色鮮やかな「伏見稲荷大社」です。明るい時間帯に行くととても写真映えし魅力が増します。「伏見稲荷大社」と言ったら、この赤い鳥居「千本鳥居」。山の上の方へとずっとずっと続くこの赤い鳥居、この世から神様のいる幽界へと続く門です。以前、駆け足で訪れたことがありますが、こんなに鳥居の道が長かったとは知りませんでした。
風情あるもみじ苑 北野天満宮
紅葉の時期に「北野天満宮」を訪れたら、必見なのは「もみじ苑」。京都のお寺や神社は本当に広大な敷地を持っていて驚いてしまいましたが、そんな広い庭園の中の紅葉の景色はとても美しいです。最近、日本でのフォトツアーが流行っているのか、京都の色々な場所で海外からフォトツアーに来ている人たちを見かけました。このもみじ苑の中でも、赤い橋のところはフォトスポットになっていました。もみじ苑の紅葉を楽しんだ後は、お茶菓子が出て、日本らしい風流な時を過ごすことができました。
イチョウの落ち葉が織りなす美しい景色も印象的でした。
イチョウが美しい京都御苑
京都御苑の近くを通りかかったので立ち寄ってみました。巨大なイチョウの木がとても美しく印象的です。木の下には、見事な黄色のイチョウの絨毯ができていました。
この時期、京都の有名スポットはどこも大変な混雑ですが、この京都御苑は、とても静かな時を過ごせる場所です。
華やかなイルミネーションの青蓮院門跡
紅葉の季節は、夜もライトアップされ、紅葉とイルミネーションを楽しむことができる場所がたくさんあります。清水寺などはイルミネーションで本当に有名な場所ですが、今回は初めて「青蓮院門跡」を訪れてみました。
少しアメリカのアーティスティックなハロウィンのライトアップを思い出させますが、日本のお寺で行うととても幻想的になります。
竹林の景色も圧巻です。
ライトアップの美しい知恩院三門
国宝に指定されている知恩院の三門も美しくライトアップされていました。今年は3年振りのライトアップだそうです。
京都は世界中から注目を集める観光都市でもあり、国内はもちろん、海外からもものすごい数の旅行者が押し寄せていました。人気のバス路線やスポットは本当に大混雑。時間帯を工夫するか、大人気スポットを避ける、またはバスを使わないなど混雑に巻き込まれないような工夫をするとより快適になります。
京都には本当にたくさんの訪れたいスポットがあり、どんなコースにしようかと悩んでしまいます。金閣寺、銀閣寺、清水寺、哲学の道、高台寺、大覚寺、嵐山、などなど、定番も素晴らしいですが、できるだけ、まだ訪れたことのない場所を訪れるようにしています。そんな素晴らしいスポットの数々と季節のコンビネーションを考えると、永遠に周りきることができない場所なのかもしれませんね。
今回は秋の紅葉を満喫しましたが、京都にはまた訪れたいと思わせる魅力があります。
京都では、こちらのホテルに泊まりました。