ルネサンスの最盛期に活躍した世界で最も有名なアーティストの一人、レオナルド・ダ・ヴィンチの没後500周年に当たる今年は、世界の様々な美術館で、ダヴィンチの特別展が開催されます。現存するダヴィンチの絵画作品とされるものは20数点のみととても希少な存在で、ほとんどの作品は、イタリア、フランスを中心にヨーロッパにあります。アメリカで、一般公開されているダヴィンチの作品は、ワシントンDCのナショナルギャラリーにある一点のみですが、今夏は、ニューヨークのメトロポリタン美術館でも、バチカン美術館からやって来ている、ダヴィンチの未完のセントジェロームを描いた作品 “Saint Jerome Praying in the Wilderness” が、期間限定で展示されています。
ニューヨークのメトロポリタン美術館で、現在、1階正面の最奥部分のギャラリー(Gallery955)で、開催中のダヴィンチの一点ものの特別展が、Leonald Da Vinci’s Saint Jerome です。2019年10月6日までの期間限定の展示となっています。
一点のみのシンプルな特別展ですが、希少なダヴィンチの作品ということで、たくさんの人々が一目見ようとやって来ています。こんな貴重な作品をこんなに近くから見ることができる、またとない機会です。
ダヴィンチが30歳前後だった、1483年頃の作品で、描かれている人物が、日本では、ヒエロニムスとして知られる神学者、ラテン4大教父の一人で、キリスト教の聖人の一人である、聖ジェローム (Saint Jerome) です。”Saint Jerome in the Wilderness” という題名の作品で、Saint Jerome が、岩に囲まれた人里離れた荒野で、ライオンも登場したりと厳しい修行の様子が伝わってきます。未完の作品なので、よく見てみるとダヴィンチの描き方も感じることができます。
アメリカで唯一、ダヴィンチの絵画作品が、常設展で公開されているのが、ワシントンDCのナショナルギャラリーで、ダヴィンチが20代の頃、描いたとされる1474/1478年の作品、Ginevra de’ Benci が、展示されています。
裏側にも凝ったデザインが描かれている面白い作品です。
ダヴィンチの作品を見ることができる代表的なスポットは、パリのルーヴル美術館、フィレンツェのウフィツィ美術館、ロンドンのナショナルギャラリー、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館、モナリザと並び有名な最後の晩餐があるミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会などです。
ニューヨークが誇る世界最大級のミュージアム、メトロポリタン美術館はこんな見どころいっぱいのミュージアムです!