ニューヨークに、現在、シリア人の難民少女を模した、身長3.5m の巨大な操り人形、リトルアマル (Little Amal) がやって来ています。9月14日に JFK空港に到着し、早速、グランドセントラルターミナルや、ニューヨークパブリックライブラリー、タイムズスクエアなどマンハッタンの有名スポットを巡り、たくさんの観衆に見守られる中、可愛らしい動きを披露し、人気者になっています。リトルアマル (Little Amal) は、これから、10月2日まで、NYC内の様々な場所に登場するので思いがけず出会えるかもしれません。
ミッドタウンにあるニューヨークパブリックライブリー前に、一昨日、9月15日の午後4時半頃、たくさんの人々が集まっていました。誰がやって来るの?と気になっていたところ、
なんと、やってきたのは、とっても大きな女の子のお人形でした(笑)
横断歩道の向こうからとことこと歩いてやってきました。
ニューヨーク図書館前にとてもたくさんの人たちが集まり、みんなが楽しみに待っていたのは、実は、巨大な操り人形、リトルアマル (Little Amal) でした。このお人形は、リトルアマル (Little Amal) という名のシリア人難民の10歳の少女の巨大な操り人形です。
リトルアマルは、4人の人形使いにより操作されていて、顔の表情をはじめ動きがとても繊細で面白いです。「アマル (Amal)」は、アラビア語で「希望」を意味します。人々の意志とは関係なく、戦争や暴力などで祖国を追われる難民という存在をもっと広く知ってもらいたいという思いと共に、人間愛や多様性をもっと大切にして欲しいという思いを人々に伝えたいと、アマル (Amal) は、昨年、2021年7月から世界各国を巡っています。既に、ヨーロッパを中心に、12ヵ国を巡り、9000km も移動しています。そして、今現在、アマル (Amal) は、ニューヨークにやって来ています。
この日アマルがやって来たのは、ニューヨークパブリックライブリーです。子供から大人まで、たくさんの人が集まっていました。ニューヨークでのイベントは、世界各国のリトルアマルウォークのイベントの中心となっている、The Walk Productions に加え、ブルックリンのDumbo の劇場、St Ann’s Warehouse も制作に加わっています。
図書館らしい演出で、リトルアマルのまわりでは、たくさんの本がふわふわと動き回ったり、ヒマワリや蝶が登場したりと、とても可愛らしい様子が見られました。
リトルアマルの映像は、こちらです。
花やチョウと遊ぶ可愛らしいリトルアマルの様子は、こちら の Shorts で、どうぞ。
ニューヨークパブリックライブリーの象徴、ライオン像もアマルはとても気に入っていたようです。今後、10月2日まで、NYC内の様々な場所でイベントが開催されます。詳細は、こちらです。明日は、セントパトリック大聖堂 と セントラルパーク に登場します。
ニューヨークは、今週末もお天気に恵まれ、どこもとても賑わっています。