ニューヨークでは、様々な場所にパブリックアートが現れます。毎年、真冬のこの時期に定番となっているのが、タイムズスクエアのすぐ南、ガーメントディストリクトに飾られる、イルミネーションを使用した幻想的なパブリックアートです。今年2023年冬は、まるで生きているかのように光り輝く大きな提灯、リビングランターン (Living Lantern) が登場しています。提灯の周りには、薄い木の板が張り巡らされていて、風に吹かれてふわふわふと、まるで羽のようになびいています。不思議な生き物のようにも見えるので、通りかかった人々も思わず何だろうと興味津々に触っていました。
ニューヨークのミッドタウン、タイムズスクエアのすぐ南側、ガーメントディストリクトのブロードウェイ沿い、39ストリート と 40ストリートの間に、今冬も幻想的に光り輝くイルミネーションアートが登場しています。現在、飾られているのは、Living Lantern と題された、まるで生きているかのように、変化しながら輝く大きな提灯のような作品です。イギリスのデザインファーム、NEON と LEDアーティスト、Frankie Boyleさんによりデザインされた作品で、オーストラリアのブリスベン、台湾、ギリシアなど世界各地を巡り、ガーメントディストリクトにやって来ています。
提灯は、まるで羽が生えているように、無数の薄い木の板で覆われていて、美しい毛並みのように見えます。思わずどうなっているのか接近して、触ってみたくなってしまいます。
風が吹くと、一斉に羽がなびいているような感じも面白いです。
イルミネーションは、様々なパターンで複雑に変化し、生き物のように演出されています。青になったり、紫になったり、様々な色に変化します。
興味津々で次々に人が近寄って来て、触ってみたり、写真を撮ったりして、楽しんでいます。
通りかかった人が思わず気になってしまうLEDアート、Living Lantern の映像は、こちらです。
暗くなると、タイムズスクエアが幻想的に輝きはじめ、対照的に暗いガーメントディストリクトで、一際映えるようになっています。近くを通りかかったら、立ち寄ってみるのも面白いです。
昨年2022年は、LEDアートの光のトンネル、パッセージ (Passage) が登場していました。
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