ローブボートハウス セントラルパークの絵になる水辺のレストラン The Loeb Boathouse 今秋閉鎖へ

ニューヨークを舞台とした映画やドラマにもよく登場する、セントラルパークのレイクに面した人気レストラン、ローブ・ボートハウス (The Loeb Boathouse) が、今秋で閉鎖となってしまいます。The Loeb Boathouse は、セントラルパーク内の建物を借り受け、営業しているレストランで、コロナ禍の真最中2020年の長期閉鎖を経て、2021年3月から再開を果たし、今とても賑わっていますが、最近のインフレによるコストの増大のため、10月中旬で営業を終了となってしまう模様です。ただし、絶好のロケーションのため、今後、他のビジネスがレストランを引き継ぐ可能性も高いと思います。

ニューヨークの真中にある憩いの公園、セントラルパークの中でも、最も絵になるスポットが点在し人気があるのが、園内中央に位置するセントラルパークレイク周辺です。セントラルパークレイクは、園内唯一ボート遊びが楽しめる池で、そんな池に面した絶好のロケーションにある人気レストランが、ローブ・ボートハウス (The Loeb Boathouse) です。ウエディングなどパーティの会場としても人気のレストランです。SATC、When Harry Met Sally… などニューヨークを舞台とする多くの映画やドラマにも登場しています。

ローブ・ボートハウス (The Loeb Boathouse) は、19世紀後半からボートハウスがあった場所に、1954年に建て替えられたレンガ造りの建物を借り受け、営業しているレストランで、1983年にオープンして以来、何度かオペレーターが変わりながら現在まで続いています。現在は、2000年から引き継いている、Dean J. Poll で、コロナ禍の真最中の2020年3月から約一年の閉鎖を経て再開し、コロナを乗り切ったかと思われましたが、インフレによる、人件費や材料費をはじめ経費の高騰により、営業継続が困難と判断した模様で、こちら(PDF)で、2022年10月16日を持って、レストランの全従業員のレイオフを行うことを市に報告しています。

現在の所、10月中旬頃に、レストランは終了となってしまうことになっていますが、絶好のロケーションだけに、今後、他のビジネスが引き継ぐ可能性も高いと思います。また、状況によっては、レント契約が変更され、継続される可能性もあるかもしれません。Crain’s によると、2017年に交わした15年契約では、レントは、総売上の 7.2%、または、$1.7 m で、キャップが、$22 mとなっているようです。

現在のボートハウスのロケーションには、セントラルパークが設立された19世紀後半から、セントラルパークのデザイナーの一人であった、Calvert Vaux がデザインしたヴィクトリア建築風のボートハウスがあり、その後、リノベーションを経て、維持されていましたが、荒廃してしまい、1954年に、投資家でフィランソロピストでもあった、Carl M. Loeb の寄付により、現在の建物に建て替えられています。

レストランのすぐ側には、ボート乗り場もあり、春から秋にかけて景色がとても美しい、セントラルパークの中でもとても絵になる大人気の遊び場所になっています。

ボートハウス セントラルパークの美しい池 レイクでボート遊び&絶景レストラン

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ローブボートハウス セントラルパークの絵になる水辺のレストラン The Loeb Boathouse 今秋閉鎖へ was last modified: 7月 22nd, 2022 by mikissh