北米をはじめ日本やオーストラリアの東部などでは、あと数時間で、部分月食がスタートします!今回の部分月食は、ちょうど満月となる月がなんと6時間以上、地球の影に隠れ、1440年以来最長の部分月食となります。ニューヨークでは、11月19日1時2分からはじまり、4時3分に99.1%とほぼ完全に地球の影に隠れる状態となり、7時4分に終了となります。ニューヨークの空は、現在、雲で覆われていますが、3~4時頃から晴れあがってくるようなので、深夜で眠いかもしれませんが、いつもより赤く輝く満月と月食を見ることができるかもしれません。
今夜は、ちょうど満月ですが、そんなタイミングに合わせるかのように、北米、アジア北東部、オーストラリア東部などで、6時間以上もの間続く皆既月食を見ることができます。なんと1440年以来となる長時間の月食となるそうです。ちなみに、アメリカでは、11月の満月は、フロストムーン (Frost Moon) または ビーバームーン (Beaver Moon) と呼ばれています。
こちらの NASA のサイトで、今回の部分月食が見られる地域やタイミングなどが詳しく紹介されています。
Moongazers unite! The longest partial lunar eclipse of this century will occur overnight, peaking early Nov. 19 at 4:03am ET (09:03 UTC).
Find out what parts of the world will be able to see it: https://t.co/wEuWtoZCMl pic.twitter.com/xtXjwbgvnl
— NASA (@NASA) November 18, 2021
ニューヨークは、現在、雲っているので、見られないかなと思っていましたが、天気予報によると深夜3時頃から次第に晴れあがって来るようなので、興味がある人は、3時から4時頃にかけて月を見上げてみましょう。
空が曇っていて見られないという人は、グリフィス天文台では、今回も月食の様子のライブストリームを、アメリカ東部時間の深夜1時から行っています。明日みてみたいという人も、こちらで見られます。
アメリカ西部では、今年5月にも部分月食が見られました。
2022年11月に見た、皆既月食はこちら。