ニューヨークの五番街を散歩中、通りかかると、思わずいつも見上げてしまうのが、ロックフェラーセンターです。そんなロックフェラーセンター前の五番街沿い、チャンネルガーデンには、現在、ロックフェラーセンターを見上げている先客が登場しています。シュールな雰囲気で、存在感のある人物像は、”Looking Up” と題された彫刻で、通りかかった人は、一体何だろうとまじまじと覗き込んでしまいます。
ニューヨークの五番街、高級デパートのサックスフィフスアベニュー向かいにある、ロックフェラーセンターには、現在、不思議な雰囲気の銀色の人物像が登場しています。像は、人の形をしていますが、顔などの細部は描かれていません。手前から見てみると上を見上げている様子がよく分かりますが、その名も “Looking Up” です。面白い素材を用いた彫刻などのコンセプトアートで知られる、アメリカ人現代アーティスト、Tom Friedman さんの作品です。この作品もアルミのお皿を圧縮して制作したものだそうです。
後ろから見ると、ロックフェラーセンタービルを見上げているように見えます。
この作品は、2016年には、高層オフィスビルが立ち並ぶ、ミッドタウンのパークアベニュー沿いに飾られていたこともありますが、現在は、サックスフィフスアベニューの向かいで、ロックフェラーセンターを見上げています。角度によっては、巨大に見えますが、人の 1.5倍程、約 3m (10-foot) の大きさで、圧倒感はありませんが、独特のアルミの質感と、シュールな雰囲気が面白く、道行く人々の目を引いています。
チャンネルガーデンの途中には、木製の小さな家が登場していて、遠くに超人の姿が見えます。ロックフェラーセンターの巨人像 Looking Up は、3月19日まで飾られています。
ロックフェラーセンターのアイススケートリンクの今シーズンの営業は、もう終了してしまいました。現在は、その周囲は壁で覆われていて、オープンレストランの準備が進められています。
ロックフェラーセンタービルの屋上の展望スポット、トップオブザロックからは、ニューヨークの絶景が楽しめます。
