今年は、2月12日にルナーニューイヤーを迎え、バレンタインデーやプレジデントデーも重なった三連休の週末は、ニューヨークのチャイナタウンも大盛り上がりとなっていました。モットストリート(Mott Street) には、写真映えするたくさんの提灯が登場し、通り沿いでは、新年の飾りが販売されていたり、お祝いの爆竹が鳴り響いたりと新年らしい華やかな雰囲気になっています。
今年のチャイナタウンで、一際目を引いているのが、モットストリート沿いに飾られているたくさんの提灯です。ニューヨークのお店屋さんは、どこも昨年3月中旬以降のロックダウンで大きな影響を受けていますが、新型コロナが発生したとされる中国の影響もあり、それ以前から風評被害を受けていたのが、チャイナタウンです。そんなチャイナタウンを活気づけようと、Light Up Chinatown というプロジェクトが立ち上がり、とても華やかな雰囲気になっています。提灯には、様々なおめでたい意味のある漢字が描かれています。
毎年、ルナーニューイヤーの時期になると登場するのが、赤と金の定番のおめでたい色使いの新年の飾りです。
この日は、ライオンダンスは見かけませんでしたが、お店屋さんなど色々な場所に飾られていました。
ライオンダンスは、色々なお店を巡り、滑稽なダンスを披露していきます。こちらが、以前紹介したニューヨークのライオンダンスの様子です。
ルナーニューイヤーの定番となっているのが、爆竹です。花火のような筒の底の部分を回すと、
爆音と共に紙吹雪が舞い上がります。
今年は、珍しく白い雪の上に、カラフルな紙吹雪が舞い落ちている光景が見られ、いつも以上に華やかでした。
クリスマスツリーではなく、ルナーニューイヤーの新年飾りのツリーもあります。
チャイナタウンの所々で、レストランの待ち行列が出来ていました。
こちらの行列は、ディムサムの人気店、Nom Wah Tea Parlor のもので、なかなかの盛況ぶりでした。
紙吹雪が舞い落ちた道には、チャイナタウンらしいチャイナ風のクールな壁画が描かれています。
ニューヨークの街中に色々なストリートアートが描かれていますが、チャイナタウンにも増えています。
動物たちが登場するこんな可愛らしいアウトドアダイニングの壁画も登場中。