新型コロナウイルス危機の中心地となってしまったニューヨークでは、まだまだ入院している患者さんも多く、病院は多忙な状態が続いていて、まだまだ通常化への道筋は見えていません。ニューヨークでは、例年、この素晴らしい季節である春以降は、様々な楽しいイベントが目白押しなのですが、残念ながら、ニューヨークの 5月、6月の全てのイベントは、キャンセルとなってしまいました。そんな中、今日、NYCの市長によると、毎年みんなが楽しみにしている、アメリカの独立記念日、7月4日に開催されるメーシーズのアメリカ独立記念日花火大会が今年も行われるよう調整していることが発表されました。
こちらが、市長のツイートです。例年、打ち上げ地点周辺のビューポイントは、たくさんの人でいっぱいになるイベントですが、おそらく今年は、大勢の人が集まらないような形で、遠くから、または映像で楽しむ形になるのではないかと思われます。今年は、世界中のあらゆる人にとって散々な年となっていると思いますが、その頃までにはパンデミックも一段落し、みんなで成し遂げた成果を讃えるお祝いができるといいですね。
Summer’s going to be very different in our city this year, but I can promise you one thing: we’re working with @Macys to find a safe way to celebrate the Fourth of July. #AskMyMayor pic.twitter.com/x3X580hpz9
— Mayor Bill de Blasio (@NYCMayor) April 22, 2020
昨年の様子は、こちらです。
例年のニューヨークの独立記念日の過ごし方は、こんな感じで、ニューヨーカーはもちろん、旅行者もたくさんやってきて、とても賑わう日となりますが、今年は、かなり違った感じになると思われます。毎年、私もこの独立記念日の花火を色々なところから鑑賞していますが、もし、今年映像で楽しむことになったとしたら、それはそれで映像で見るのも初めてなので、いいかな、と思ってます。一つでも待ち遠しく思えるイベントがあるのはいいですね。
感染者数が爆発し、医療崩壊の瀬戸際までいったニューヨークですが、急遽、医療キャパシティを拡大し、何とか持ちこたえ、現在は、少し落ち着きを取り戻しつつあります。
ニューヨーカーは、そんな緊迫した時期を支えた、医療関係者をはじめとした人々に、夜7時の拍手だったり、エンパイアステートビルの音楽に合わせたライトアップ など様々な形で感謝を表していますが、ブライアントパークは、今、心のこもった芝生のハートマークで感謝を示しています。
❤️ New York
Thank you healthcare workers, first responders, and essential workers. Thank you to everyone staying home, social distancing, and checking in on their neighbors.
NY ❤️ ULawn by Baker & Sons Landscaping and Moe's Lawn Care 🌱💪
📸: @JaneKratochvil pic.twitter.com/5JE7OvwjVT
— Bryant Park (@bryantparknyc) April 21, 2020
残念ながら今年は、コロナの影響で、多くのイベントが中止となってしまいましたが、例年、ニューヨークでは、春から夏にかけて様々なイベントが開催されています。