パリのルーヴル美術館は、夏の旅行シーズン真っ只中の現在、モナリザの展示ギャラリーの変更もあり、かなりの混雑・混乱ぶりのようで、急な変更ですが、ミュージアムパスの利用者は、入館前に事前予約することが必須となりました。ダヴィンチ没後500周年となる今年は、ルーヴル美術館では、10月24日から、ルーヴルで初の完全事前予約制となる、ダヴィンチ展の開催が予定されていますが、そんな時期に合わせ、10-11月頃以降は、全ての訪問者が事前予約必須となります。
世界一の広さと入場者数を誇る、パリのルーヴル美術館ですが、昨年は、何と1000万人以上が訪問し記録を更新しました。今夏は、例年以上に猛暑の続くパリということで、多くの旅行者が押し寄せているようですが、レオナルド・ダ・ヴィンチ作、世界で最も有名な絵画である、モナリザの展示ギャラリーの変更も重なり、館内は、混乱状態となっていたようで、事前予約という対処法になったと思われます。
ルーヴル美術館 入場予約 – パリミュージアムパス
パリミュージアムパスの利用者(パリパス も含む)は、こちらのルーヴル美術館の 予約ページ からの事前のオンライン予約が必須となっています。
予約には、パスの番号が必要となるので、パスを入手してからの予約となります。
(Time slot bookings for Paris Museum Pass holders)
ルーヴル美術館 オンラインチケット購入
ミュージアムパスを利用しない場合でも、ルーヴル美術館の チケット購入ページ から日時指定のチケットを事前に購入することができます。
ルーヴル美術館の現地での当日券のチケット購入は、まだ可能なようですが、混み具合によっては、現地での販売停止など運営上の対処もあるかもしれないということで、スムーズに入館するためには、事前にチケットを購入していくのがいいと思います。ルーブル美術館の予約・購入サイトの言語は、英語またはフランス語、スペイン語に変更することができます。
ルーヴル美術館 ダヴィンチ オンラインチケット予約
ルーブル美術館には、『モナリザ』をはじめ、ダヴィンチの作品コレクションが色々あります。
ダヴィンチは、イタリア出身ですが、フランスと関係が深く、晩年は、フランソワ1世の宮廷画家として活躍し、フランスの Amboiseで、1519年5月2日に亡くなります。モナリザを完成させたのもこの時期の1517年とされています。
そんなフランス王家のコレクションに端を発する、ルーヴル美術館は、ダヴィンチの作品を最も数多く所有する美術館で、ダヴィンチ没後500周年を記念し、2019年10月24日から2020年2月24日まで、レオナルド・ダ・ヴィンチ展 が開催されます。大人気となることが予想され、10月、11月頃からは、全ての入館者が、時間指定ありの事前予約が必須となるようです。
詳細はこちらです。
ルーヴル美術館の見どころは『モナリザ』だけではありません。有名作品目白押しのルーヴル美術館の見どころはこちら!
ルーヴル美術館 ダヴィンチの『モナリザ』の部屋の場所が変わりました!
※『モナリザ』の展示場所は、もとのお部屋(デノンウィング (Denon Wing) の1階の Salle des États)に戻りました!(2019年10月)
先月中旬、2019年7月17日から、ルーヴル美術館の『モナリザ』の展示ギャラリーが変更となっています。2005年以来、モナリザの展示ギャラリーとなっていた、デノンウィング (Denon Wing) の1階の Salle des États は、リノベーションのため、完全閉鎖となっています。ルーヴル美術館では、2019年から2021年にかけて、様々なギャラリーのリノベーションが予定されています。詳細はこちら(PDF) です。
現在、『モナリザ』は、リシュリューウィングの2階、ルーベンスの作品が並ぶ Galerie Médicis (Room 801) へと変更されています。
これまでとは、ちょっと雰囲気の違った展示となっているようです。
世界で最も有名な絵画作品と評されることも多いモナリザですが、こちらの映像で、そんな作品の背景が紹介されています。
魅力的なパリの街の見どころはこちらです。