北欧雑貨の代表的ブランドのひとつ、マリメッコのお店は、ニューヨークにもあります。フラットアイアンビルの近くにあり、素敵なマリメッコ内装のフラッグシップストアです。マリメッコのブランドの商品自体はニューヨークでも古くからあったようですが、このフラッグシップ店ができたのは、2011年10月のことで、意外と最近のことです。それまでは、アッパーイーストに小さなお店があったり、クレイト&バレルの店舗の中に間借りしてお店を出していたりしていただけだったので、このお店ができた時はとてもうれしくて、開店と同時にお店に訪れました。
ヘルシンキを旅行した時にもマリメッコの店舗を見てきたのですが、ニューヨークのお店も、ヘルシンキに負けないくらい素敵なお店です。
お店の中に入ると、思わずくつろぎたくなってしまう、マリメッコに囲まれた憩いの空間があります。
このフラットアイアンディストリクトに作られたフラッグシップとなるお店は、実は、日本のデザイン会社が手がけたお店です。ご夫婦でデザイン会社をされている、ima設計事務所が手がけたもので、その前年には、マリメッコの本拠地、ヘルシンキのお店もデザインをされています。ヘルシンキのフラッグシップストアと、ヘルシンキ本社のファクトリーショップ、カフェテリア、ベルリン、シドニー、香港、表参道など日本国内の各支店だけでなく、世界中のマリメッコの支店のデザインを任されてきたようです。
マリメッコの店舗デザインを引き受けるようになったのは、マリメッコの日本での仕事がきっかけだったそうです。フィンランドのマリメッコのお店より、マリメッコらしいセンスだと、社長さん始めマリメッコの人たちにひどく気に入られ、それから、世界中のマリメッコの店舗デザインを引き受けることとなっていったそうです。真っ白な明るい空間に、商品が映えるようにセンスよくディスプレイされる店舗デザインは、確かに北欧らしい雰囲気をよく映し出す素敵なデザインです。
マリメッコのデザイン生地は種類が本当にいっぱいあり、アクセントのようにお店の中央にずらりと並んでいます。
この素敵なデザインいっぱいのマリメッコの生地は、いわゆるマリメッコブランドの原点です。見ているとかわいいなぁ、と思い魅力的なのですが、ブランドものなのでそれなりのお値段。生地を購入したら、テーブルクロスを無料で作ってくれるイベントなんかも時々行われています。
タオル、スリッパ、ポーチなど柄も品揃えも豊富で、あれもこれも欲しくなります。
マリメッコはフィンランドで1951年に生まれたブランドですが、時代を感じさせず、ずっと愛され続けているブランドです。ベッドカバーやシーツなどのリネンもおしゃれ。マリメッコを取り入れたインテリアも素敵です。
マリメッコの柄はアクセントになるので、トートバッグ一つ持っているだけでもおしゃれにみえます。
フィンランドほどではありませんが、ニューヨークでもマリメッコのセールがときどき行われるんですよ。
ヘルシンキのマリメッコも楽しかったですが、ニューヨークでも気軽に行けるのはうれしいです。
Marimekko NYC Flagship Store
200 5th Ave, New York, NY 10010 MAP
ニューヨークのマリメッコのフラッグシップストアのあるエリアは、他にも色々見どころ満載です。是非あわせて訪れてみて下さい。