ハワイはアメリカですが、本土のアメリカに比べると、ずっと普通に日本食が食べられるところです。ニューヨークも日本食に関してかなり恵まれている方ですが、ハワイを訪れると懐かしの日本グルメのチェーン店も多くふと食べたくなります。そして、今回も、ハワイ、ワイキキで話題の人気店になっている日本でもお馴染みの丸亀製麺に行ってみました。そう、このお店はまだニューヨークにはありません。
ハワイ、ワイキキで行列の絶えない人気店となっているのが日本でお馴染みの丸亀製麺です。「え!!丸亀になんでこんなに並んでるの?!」と列ができている横をすごく驚きながら通り過ぎていく日本語の声が聞こえてきましたが(笑)、「アメリカに住んでいる人にとっては珍しいお店だからだよー」と心の中で答えながら、思わず並んでしまいました。
でも、この丸亀製麺、侮ってはいけないお店です。Yelp によると、今年のアメリカ全土で人気のお店ベスト100選にも選ばれているほどの大人気店なのです。
日本と同様、カフェテリアスタイルで、流れに乗り、順番にうどんを注文し、その他、てんぷらやおむすびなど好みに応じて選んでいきます。美味しい出汁の香りの漂う中、目の前でうどんの調理の様子が見られるのもエンターテインメントとして面白いと思います。
さっぱりとシンプルなかけうどんに、かき揚げは売り切れのため(涙)、サツマイモ揚げです。
日本のお店には置いてないと思いますが、ハワイのワイキキ店ということで、ハワイ名物のスパムむすびが置いてありました。スパムむすびを食べるのは、実は初めてで、食べる前は、恐る恐るでしたが、意外といけました。
スパムはこのような缶詰でハワイのスーパーでは山積みになっているほどの人気商品のようです。ポークを調理して固めたもので、第2次世界大戦中に保存食として人気となったものだそうです。
ワイキキという観光地ということでレストランでの重い食事が続きがちの中、あっさりしたものを素早く、リーズナブルに食べられるお店なので、重宝されているのではないかと思います。日本人以外にとっても、もの珍しさも手伝って人気となっているのかもしれません。ところで、このワイキキ店、なんと丸亀製麺の800近くある店舗の中でもトップの売り上げのお店となっているようです。
もちろん日本人的にはおなじみのうどんなので特にスペシャル感はありませんが、しばらく日本食を食べていない旅の間などに出会ったら嬉しいお店です。ニューヨークにもやってきてくれるとうれしいですね。