ニューヨーク シティホールパークに鉄鋼抽象彫刻のパブリックアートが登場!Melvin Edwards: Brighter Days

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ニューヨークのダウンタウンにあるシティホール前の公園、シティホールパークは、美しい花々と緑が溢れる、ダウンタウンの数少ない憩いのスポットです。そんな公園に、現在、存在感のある6つの巨大な抽象彫刻の作品が登場しています。こちらは、Melvin Edwards: Brighter Days と題された、鉄鋼による抽象アートで知られるアフリカ系アメリカ人現代アーティスト、Melvin Edwards さんの回顧展的展示で、最新作を含む長いキャリアに渡る作品が展示されています。

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ニューヨークは、昨年、コロナ禍の中、BLM運動が盛り上がり、シティホール周辺の一角は、活動家たちが占拠し、物々しい雰囲気となり、シティホールパークも長く閉鎖されていましたが、現在は、すっかり落ち着きを取り戻し、ダウンタウンの閑静な憩いのスポットとして復活しています。

New York City Hall

昨年のBLM運動を受けて、アフリカ系アメリカ人アーティストをフィーチャーした展示が増えていますが、シティホールパークでは、Public Art Fund による、鉄鋼の抽象彫刻作品で知られる、アフリカ系アメリカ人アーティスト、Melvin Edwards さんの個展、Melvin Edwards: Brighter Days が行われていて、現在84歳のアーティストの長いキャリアに渡る6作品が展示されています。

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公園の南側にある正面入口に飾られているこちらの作品は、昨年、2020年の作品、”Song of the Broken Chains” です。Melvin Edwards さんは、アフリカ系アメリカ人の歴史や奴隷制などをテーマとした抽象彫刻で知られていて、今回展示されている作品群もそんな暗い過去を暗示するチェーンを描いたものですが、オブラートに包まれていて、分かる人にしか分からない抽象的な彫刻作品となっています。

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Ukpo. Edo 1993/1996 と Untitled 1993 の2作品。アーティストが頻繁に訪れているナイジェリアの街の名前が冠された作品で、自身のルーツとの結びつきを表現した作品です。

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1990年の作品、”Before Wrods”。巨大鉄鋼アートでお馴染み、Richard Serra 風の色合いの作品です。

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1984年の作品、”The Promise”。シティホールの建物の近くに飾られています。

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そして、こちらが少し他とは雰囲気が違った、6つのうち最も古い1970年の作品、”Homage to Coco”。カルダー (Alexander Calder) 風の赤い目を引く彫刻作品です。ニューヨークの街角でもよく見かける雰囲気の作品ですが、この作品の特徴は、やはり、チェーンが使われていることです。

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そんな Melvin Edwards さんの作品が公園中に飾られている、ニューヨークシティホールパークは、子供たちも集まる、和やかな公園になっています。プレイグラウンドのような雰囲気で、子供たちの人気の遊び場にもなっている、ニューヨーカーたちにとっての憩いの公園です。

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ニューヨーク シティホールパークに鉄鋼抽象彫刻のパブリックアートが登場!Melvin Edwards: Brighter Days was last modified: 5月 30th, 2021 by mikissh