ニューヨークを代表する見どころいっぱいの総合ミュージアム、メトロポリタン美術館は、2020年4月13日に150周年を迎えました!3月の下旬から今夏にかけて、150周年を記念する企画展、”Making The Met, 1870–2020″ が予定されていましたが、残念ながら、パンデミックのため休館中、待望の150周年記念展も中止となり、お披露ができないということで、オンラインで楽しめるようにしてくれています。
世界的にも有名なニューヨークのメトロポリタン美術館が設立されたのは、今から150年前の1870年4月13日です。当時の場所は今のところではなく、現在のセントラルパーク沿いの5番街の建物がオープンしたのは、その2年後の1872年です。今年は、メトロポリタン美術館 150周年記念ということで、そんなメット(the Met) の歴史や代表作品を紹介する企画展が、3月30日から8月2日にかけて予定されていました。
ところが、ニューヨークでの新型コロナウイルス感染者の急増を受け、メトロポリタン美術館は、3月13日から休館 が続いており、毎年5月初旬に開催される大イベント、メットガラも未定で、まだまだ新型コロナウイルス危機の真っ只中にあるニューヨークでは、いつまで続くか先が読めない状況となっています。
そんな中、オンラインでも楽しめるように、Google Arts & Culture の中 で、150周年記念企画展の様子が紹介されています。
A special #Met150 treat! Enjoy a sneak preview of "Making The Met, 1870–2020" online thanks to our friends at @googlearts.
Start exploring ➡️ https://t.co/8OJSiItviz pic.twitter.com/BeiTG41BiC
— The Metropolitan Museum of Art (@metmuseum) April 14, 2020
この企画展は、8月2日までの予定なので、それまでにミュージアムがオープンする可能性は十分あると思います。また、メットのコレクションを中心とした記念展なので、期間延長の可能性もあるかもしれません。
150周年記念企画展は、期間をスライドし、一般再開を果たした2020年8月29日から2021年1月3日まで開催されることになりました。実際の展示も素晴らしかったです。
メトロポリタン美術館の Youtube チャンネルでも色々なテーマの映像作品がアップされています。
例えば、こちらは、1973年のニューヨークのパブリックアートに関するドキュメンタリーで、今でもお馴染みの作品も色々登場しています。
現在は、メトロポリタン美術館 の他、メットブロイヤー、クロイスターズ も休館となっています。他にも様々な期間限定の特別展が開催されていましたが全て中断しています。メットブロイヤーの最後の特別展となる予定だった、著名ドイツ人コンテンポラリーアーティスト、ゲルハルト・リヒターの特別展の様子は、こちらです。
メトロポリタン美術館の全体像は、こちら。
メトロポリタン美術館の西洋アートのハイライトは、こちらでも紹介しています。
コロナ騒動が落ち着き、ミュージアムを気軽に訪れることができる日が早く訪れますように。