MET Exhibitions (5)

メトロポリタン美術館の特別展最新情報 美しいファッション・工芸・騎士など盛りだくさん!

MET Exhibitions (5)

ニューヨークのホリデーシーズン真っ只中の週末、メトロポリタン美術館を訪れた所、たくさんの人々で夜遅くまで賑わっていました。メトロポリタン美術館は、常設展だけでも見どころが盛り沢山の美術館ですが、期間限定で様々なテーマの特別展も、随時、開催されています。神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン1世、ヨーロッパ各国王家が全盛期に収集した時計など工芸品展など色々と面白い展示が行われていました。5番街にある、メトロポリタン美術館の本館と同じくアッパーイーストサイドにあるコンテンポラリーアートのMET別館、メットブロイヤー (Met Breuer) でも、現在特別展が開催中ですので、おすすめの特別展を紹介します。

MET Exhibitions (10)

メトロポリタン美術館は、とても巨大なミュージアムなので、バチカン美術館やウフィツィ美術館などヨーロッパの大人気美術館などと比較すると、人が多くても中へ入るとバラバラに散るので、ゆとりを持ってアート鑑賞を楽しむことができます。メトロポリタン美術館の中へ入場してしまうと大丈夫なのですが、ホリデーシーズンは特にかなり多くの人が訪れるので、入り口やチケット売り場が通常より混み合っています。家族で初めて慣れない美術館を訪れる人も多い時期で、子供たちが思わず作品に触れてしまったりすることもあり、厳しく注意を受けている様子も見られたので、子供連れの人は美術館へ行く前に作品に触らないよう徹底させていくのがおすすめです。

メトロポリタン美術館では、様々な分野の常設展の他、期間限定のバラエティに富んだ特別展も開催されているので、いつ訪れても、新しい発見があります。今回は、特別展に絞って、現在、メトロポリタン美術館とメットブラウアーで開催されている特別展を紹介します。

The Last Knight: Maximilian I

メトロポリタン美術館2階の南側の特別展用ギャラリー(Gallery 899)で、開催されているのが、16世紀初頭、神聖ローマ帝国皇帝として活躍したマクシミリアン1世をテーマとした特別展、The Last Knight: The Art, Armor, and Ambition of Maximilian I です。マクシミリアン1世は、結婚政策により領土を拡大し、その後、ヨーロッパの広範囲を支配下に置いたハプスブルク家の繁栄の礎を築いた人物です。

MET Exhibitions (1)

マクシミリアン1世が使用したものなど騎士たちのアーマーをはじめ、子供や馬のアーマー、絵画、タペストリなど当時の神聖ローマ帝国の雰囲気が伝わってくる歴史的な遺品が数多く展示されています。歴史好き、西洋ファンタジーアニメ好きにおすすめの特別展です。The Last Knight は、2020年1月5日までなので、見てみたい人は急ぎましょう。

MET Exhibitions (2)

こちらは、メトロポリタン美術館による紹介映像です。

Making Marvels

昨年、メトロポリタン美術館のディレクターに就任したのが、オーストリア出身の Max Hollein さんですが、神聖ローマ帝国の皇帝の特別展と合わせて企画されたと思われるのが、ヨーロッパ王家により収集された素晴らしい工芸品が、ずらりと並んだ壮観の特別展、Making Marvels です。The Last Knight の隣の特別展ギャラリー (Gallery 999) での展示です。

MET Exhibitions (3)

時計や小物雑貨の他、巨大な工芸品も展示されています。こちらは、現在のロボットのオリジナル、機械仕掛けの人形です。工芸デザインに興味がある人におすすめです。

MET Exhibitions (4)

Making Marvels は、2020年3月1日までの開催です。こちらは、紹介映像です。

Félix Vallotton: Painter of Disquiet

1階奥にあるロバートリーマンコレクションの最奥のギャラリー (Gallery 955) と周辺では、ボナール (Pierre Bonnard) や ヴュイヤール (Édouard Vuillard) らと同時期に活躍したスイス出身で、フランスで活躍したアーティスト、Félix Vallotton の特別展が行われています。

MET Exhibitions (7)

Félix Vallotton は、モーリス・ドニ、ボナール、ヴァイヤールらと共に、ポスト印象派のナビ派だったアーティストで、色使いにそんな雰囲気が感じられます。絵画の他、木版画の作品も多く残していて、イラストレーター的な作品が印象的です。少し同時代にアメリカで活躍したアーティスト、エドワード・ホッパーの作品を彷彿とさせます。

MET Exhibitions (9)

こちらは、メトロポリタン美術館の前に、Félix Vallotton の特別展を開催していた、Royal Academy of Arts による紹介映像です。

In Pursuit of Fashion

メトロポリタン美術館のエジプトのギャラリーの地下にある、コスチュームインスティチュートでは、In Pursuit of Fashion と題された特別展が開催されています。MET のファッション展といえば、今年は、キャンプファッション で、春から夏にかけて行われた、セレブも集まる、盛大なファッションの特別展も有名ですが、冬から春にかけても新しいファッションの展示が行われます。

MET Exhibitions (5)

アンディ・ウォーホル、ピエト・モンドリアンなどお馴染みのデザインがプリントされたものなど楽しいドレスも色々と展示されています。ファッション好きの人におすすめの展示です。2020年5月17日までの開催です。

MET Exhibitions (6)

2020年のMETのハイライトとなるファッション展は、About Time: Fashion and Duration で、2020年5月7日から9月7日まで開催されます。

Kent Monkman

メトロポリタン美術館の正面入口を入ってすぐのグレートホールには、先住民を描いた巨大な2作品が飾られています。カナダ出身、先住民の血を引く Kent Monkman さんの作品で、2020年4月9日までの展示となっています。Kent Monkman さんの紹介映像は、こちら

MET Exhibitions (10)

Wangechi Mutu

メトロポリタン美術館の正面ファサードに、何やら見慣れない彫刻が登場しています。実はこちら、ケニア出身で、アメリカで活躍する女性アーティスト、Wangechi Mutu さんの作品です。建物にそのまま馴染んでいるので、気づかない人も多いかも。アーティストの紹介映像は、こちら

MET Exhibitions (14)

Home Is a Foreign Place

メトロポリタン美術館は、アッパーイーストサイドの五番街沿いの本館の他、さらに2つの別館があります。ひとつが五番街のメトロポリタン美術館からも近い、コンテンポラリーアートの美術館、メットブロイヤー。もうひとつは、かなり離れた場所になりますが、マンハッタンの北端、インウッドにある中世ヨーロッパ美術館、クロイスターズです。メットブロイヤー(地図) でもいくつか特別展が開催されています。
2階では、メトロポリタン美術館が、最近取得したコンテンポラリーアート作品の数々が、Home Is a Foreign Place と題され、展示されています。よく知られたアーティストでは、例えば、アンディ・ウォーホル、ジャスパー・ジョンズ、ロスコらの作品などがあります。2020年6月21日までの展示です。

MET Exhibitions (13)

Vija Celmins

3階、4階では、ラトビア出身で、アメリカに移住し、ロサンゼルス、現在ではニューヨークを拠点に活躍する女性アーティスト、Vija Celmins さんの特別展 が開催されています。自然や日常の景観を細かく丁寧に描写する個性的な作風で、まるで写真のような独特な雰囲気の作品で感動します。2020年1月12日までの展示なので、見てみたい人は急ぎましょう。アーティストの紹介映像は、こちらです。

MET Exhibitions (11)

メトロポリタン美術館は、常設展も見どころいっぱいです!

メトロポリタン美術館 ミュージアム見どころ完全攻略法

楽しい年末を!

ニューヨーク観光グルメおすすめ人気スポット33選 NY最新見どころ徹底紹介!

メトロポリタン美術館の特別展最新情報 美しいファッション・工芸・騎士など盛りだくさん! was last modified: 1月 4th, 2020 by mikissh