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メトロポリタン美術館再開 行ってきました!ウィズコロナのメット最新情報 新特別展と閉鎖中のギャラリー

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再開したばかりのメトロポリタン美術館に、約半年ぶりに行ってきました!ニューヨークには、たくさんのミュージアムがありますが、丸一日あっても全体を見て回ることが難しい、最も大きなミュージアムがメトロポリタン美術館です。久しぶりということで、ゆっくり時間を取れる日を選んで行ってきました。メットは、3月中旬以降閉鎖が続いていましたが、とうとう8月29日から、事前予約による入場者数の制限やマスク着用など様々なコロナ対策ルールの下で一般公開が再開されました。早速、久しぶりの MET を楽しもうとたくさんの人がやって来ていて、美術館前には、ベンダーやイエローキャブも集まる見慣れた光景が広がっています。METの新しくはじまった特別展やウィズコロナで変わった点など、これから久しぶりに訪れるという人は、知っておきたいメトロポリタン美術館の最新情報を紹介します。

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ニューヨークでは 3月に入り、感染状況が大変なことになっていることが判明し、あっという間に短期間のうちに多くのビジネスが閉鎖し急激な変化を経験しびっくりさせられました。ニューヨークを代表するミュージアム、メトロポリタン美術館が、コロナによる閉鎖を発表したのは、3月12日。そして3月13日以降、約半年間の閉館を経て、8月29日から、コロナ対策ルールの下、一般公開がスタートしました。正面には、ヨーコ・オノによる、 Dream & Together メッセージが掲げられています。

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マスク着用が必須となっている他、館内での人数制限のため、時間指定チケットの事前購入・予約が推奨されています。前もって予定が立てられる場合、混み合いそうな日時に訪問する場合は、事前に購入・予約をしてから訪れるのが安心です。

メトロポリタン美術館いよいよ再開!時間指定チケット ニューヨーカー 観光パスも事前予約制に コロナ対策特別ルール

時間指定をした人は、正面右手の列に並び、正面から入館します。メンバーや観光パスの利用者などで、事前予約がない場合でも、早目の時間帯などでキャパシティに余裕があれば、正面左手の 81ストリートの入口から入館することができます。どちらの入口の場合も、館内に入る前に、体温チェックがあります。現在、コートチェックは閉鎖中で、荷物を預けることはできません。館内地図などプリント類全般も置かれていないので、オンラインでチェックします。

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再開後、ほとんどのギャラリーは、オープンしていますが、一部閉鎖となっていたり、隣接する別エリアに通り抜けできなくなっている場所もあります。古代エジプトのセクションや特別展会場など、一方通行となっているギャラリーもあります。2階の中央の18世紀末までの 古典西洋美術 のギャラリーでは、これまでもリノベーション (Skylights project) が行われていて、正面左手のみオープンしていましたが、今度は、反対側の正面右手のギャラリーで、12月初旬から新展示、A New Look at Old Masters が予定されていて、現在、その準備のため、全エリアが閉鎖中です。

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19世紀以降から印象派・ポスト印象派までの西洋美術ギャラリーは、通常通りオープンしています。モネ、ゴッホ、ルノワール、ピカソ、マティスら著名アーティストの作品を見ることができる人気ギャラリーです。

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1階、2階の南西にある、近現代アートのギャラリーも通常通りオープンしています。1階では、ピカソ、マティス、ジャコメッティ、丸ぐりっと、ダリなどなど20世紀前半の欧米の近代アート、2階では、20世紀中頃以降のポロックやデクーニングら抽象表現主義をはじめ現代アートが展示されています。

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長い歴史の中、今回程の長期閉鎖を経験したことがなかった、メトロポリタン美術館にとっても歴史的な年になりましたが、今年は、メット設立150周年記念の年で、Making The Met, 1870–2020 と題された企画展が、当初の予定を変更し、再開後にはじまりました。ギャラリーは、印象派・ポスト印象派のギャラリーの近くにある Gallery 899 です。入口正面には、イサム・ノグチの作品が展示されています。特別展のギャラリーは、一方通行とし、人数制限を行っています。入口前の列に並び、順番に入場します。

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今回の特別展には、メトロポリタン美術館の歴史を語る上で、膨大なコレクションの中から、重要な様々な作品が250点程集められ、展示されています。館内の様々な場所で展示されていた作品も集まって来ていて、例えば、ドガのバレリーナの彫刻や絵画なども印象派のギャラリーではなく、こちらのギャラリーで展示されています。人気のフェルメールやサージェントの作品も一部こちらにやって来ています。

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メトロポリタン美術館創立150周年記念特別展 Making the Met, 1870-2020 開催中!

もともとは、3月30日から8月2日までの予定で、閉鎖中、企画展を紹介した映像が公開されていました。開催期間は延長され、2021年1月3日までの開催になっています。

メトロポリタン美術館の春から秋にかけての人気スポット、ルーフトップです。今年は、ルーフトップへは、エレベーターで向かいます。ただし、エレベーターに一度に乗れるのは、二人までとなっているため、行列が出来ています。

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ルーフトップでは、毎年、面白いインストレーションアートが展示されていますが、今年の新展示、Lattice Detour も登場しています。規則正しい美しい格子が連なり、場所や角度、視野によって様々な面白い姿を見せてくれます。今年は、例年より長く、12月7日まで展示予定です。

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メトロポリタン美術館ルーフガーデン2020 希望の美しい巨大ウォール登場!NY絶景屋上庭園12月上旬までオープン

1階正面左手奥にある近代アートのギャラリーの一部では、Jacob Lawrence: The American Struggle が開催されています。Jacob Lawrence さんは、独特のタッチと人物描写が印象的な20世紀に活躍したアメリカ人近代アーティストで、今回の特別展では、様々なアメリカの歴史の場面を描いた、たくさんのパネルからなる作品が展示されています。11月1日までの展示です。

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1階正面左手にある古代エジプトのギャラリーの下の地下のギャラリーでは、ファッション展 が開催されています。こちらも1階で列に並び、ギャラリー内の人数を調整し、入場し、一方通行で見学していきます。昨年から行われていた展示で、9月27日まで続きます。

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常設展でも、色々と変更が加えられている場所がありました。例えば、正面奥の中世ヨーロッパアートのセクションには、世界各地の代表的な彫刻が集められています。

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中世ヨーロッパアートのセクション近くには、新しくイギリスアートに関する、イギリスギャラリー (British Galleries ) が登場しています。閉鎖前の3月3日にオープンした新ギャラリーですが、ほとんどの人には初めて見るギャラリーとなると思います。家具や陶器などの工芸品をはじめ、イギリスらしい歴史的なアート作品が美しく展示されています。

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中世ヨーロッパアートのセクションの一番奥の部分の特別展ギャラリーでは、閉鎖前まで、メットブラウアーで行われていた、ドイツ人著名現代アーティスト、ゲルハルト・リヒターの特別展 で展示されていた作品の一つが飾られています。ユダヤ人強制収容所の一つ、ビルケナウを描いた作品です。

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地下では、オランダ黄金時代のアーティストの作品が、これまで通り展示されています。フェルメールの作品の一つをはじめ、いくつかの作品は、メット150周年記念展の方に移動しています。

レンブラント フェルメールらオランダ黄金時代の傑作絵画展 メトロポリタン美術館の見逃せない有名作品が集結!

メットの定番人気ギャラリー、古代エジプト美術のエリアは、反時計回りの一方通行となっています。順路が決まっているおかげでいつも以上に丁寧にエジプトセクションを見ることができました。

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古代エジプトエリアの人気広場にある、デンドゥール神殿は、空いていて開放感がありますが、中には入れないので、遠くから眺めるだけになります。

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久しぶりのメットということで、ミュージアムショップもとても盛り上がっていました。こちらも人の流れをコントロールするために、店内は、ぐるりと一周する形で、一方通行になっています。

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巨大な美術館で、全体的なキャパシティが大きいので、人気の場所には、やはり人が多めでしたが、この時期、激混みとなっていた例年と比べると、圧倒的に空いていて、悠々と鑑賞することができるようになっています。
メトロポリタン美術館の基本情報、全体像は、こちらをどうぞ。

メトロポリタン美術館 ミュージアム見どころ完全攻略法

メトロポリタン美術館再開 行ってきました!ウィズコロナのメット最新情報 新特別展と閉鎖中のギャラリー was last modified: 9月 21st, 2020 by mikissh