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メトロポリタン美術館 期間限定の屋上庭園

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メトロポリタン美術館の屋上は、春から秋にかけ期間限定で、カフェもオープンし、自由に訪れることができるようになっています。毎年、この屋上には期間中、ユニークなアートも飾られ、緑豊かなセントラルパークとその周囲に建ち並ぶ個性的な建物の景色を楽しみながら、くつろげる憩いの場所となっています。見どころいっぱいのメトロポリタン美術館内でのアート鑑賞に疲れたら、ちょっとした休憩場所としてもおすすめです。
少し離れたところに一望できる摩天楼のビル群の風景。そして、目の前に見えるのは自然いっぱいの公園の緑。そんな景色のコントラストも楽しめる、おすすめのスポットです。
今年のメトロポリタン美術館の屋上には、なんだかちょっと怖~い雰囲気を漂わせた赤い家が建てられています。

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今年の特別展示アートは、イギリス人アーティスト、コーネリア・パーカー (Cornelia Parker) さんの作品で、なんと1960年のヒッチコックの映画『サイコ (Psycho)』をもとにつくられた家で、Transitional Object (PsychoBarn) と題された展示です。よく赤い納屋のシーンが登場するエドワード・ホッパー (Edward Hopper ) の作品からもインスピレーションを受けたそうですが、なかなかインパクトのある、存在感のある作品となっています。
珍しく曇空も似合う作品です。ちょうどハロウィンの時期の10月末まで展示されるそうで、ハロウィンらしい飾り付けが似合いそうですね。

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ちなみにこちらがサイコのモデルとなった家で、UNIVERSAL STUDIOS HOLLYWOOD に再現されたものです。

このシーズンだけオープンする、メトロポリタン美術館のカフェは、ちょっとした軽食とドリンクを買うことができる、テイクアウトスタイルのものです。

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屋上にはベンチもあり、ゆっくり休憩できるスポットにもなっています。

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メトロポリタン美術館の屋上への行き方なのですが、これが意外とわかりにくいかもしれません。館内にはいくつもエレベーターがありますが、この屋上へとつながるエレベーターは実は1か所だけなのです。館内のあちらこちらにスタッフがいるので、「ルーフトップ」へ行きたいと言えば、エレベーターの場所を教えてもらえますが、地図で示すと以下の緑の丸で囲んだところ上階が屋上(ルーフトップ)で、ちょうどその真下にあるエレベーターから乗って、屋上まで行くことができます。

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ちなみにこちらは昨年屋上で展示された作品です。

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このように、毎年、かなり個性的なアートがセレクトされるようで、その展示内容は変わりますが、この美しいニューヨーク・マンハッタンのビル群の都会の景色と、緑いっぱいのセントラルパークの自然の景色は、いつ見に来ても癒されます。

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10月下旬には美しい紅葉も見られるかもしれません。5月から10月の限定期間だけの楽しみです。

見どころ満載のメトロポリタン美術館。先日、世界の人気ミュージアムランキングで堂々と1位に輝いていました。ニューヨーク観光の際にはぜひ訪れてみてください。

メトロポリタン美術館 ミュージアム見どころ完全攻略法

また、今年3月にオープンしたばかりのメトロポリタン美術館の新館、The Met Breuer(メット・ブロイヤー)も、同日同じチケットで入場できます。

The Met Breuer 「メット・ブロイヤー」 メトロポリタン美術館 新館

少し離れていますが、時間が許せば、メトロポリタン美術館のもうひとつの分館、クロイスター美術館も、素敵な雰囲気のところですので、お天気のいい日におすすめです。

クロイスターズ美術館 ニューヨーク 緑の中の美しい美術館で中世ヨーロッパへタイムスリップ

メトロポリタン美術館 期間限定の屋上庭園 was last modified: 8月 21st, 2020 by mikissh