ドイツ旅行の人気都市のひとつ、ミュンヘンは、ドイツ南部にあるバイエルン州の歴史的魅力が溢れる素敵な街です。
バロックやロココのデザインが感じられる豪華な宮殿や教会、美しい街並みや公園、素晴らしい西洋美術のコレクションを誇る美術館など様々な見どころがあります。
ミュンヘンは、世界最大のビールのお祭り、オクトーバーフェストの開催地としても知られており、ドイツらしいビール文化が楽しめる、有名なビアホールやビアガーデンがいくつもあり、ドイツならではのグルメも色々楽しめます。そんなミュンヘンのおすすめ観光スポットを紹介します。
ミュンヘン
ヨーロッパは、長い歴史が作り出した魅力的な美しい街が数多くありますが、バイエルン州(英語ではババリア) の中心都市、ミュンヘンもそんな街の一つです。
ドイツ南部にあるバイエルン州ミュンヘンは、12世紀に誕生し、その後神聖ローマ帝国の有力地域の一つ、バイエルンの中心地として栄えた歴史ある街です。
君主がビールの醸造所を設立するなどドイツらしいビール文化を育んできた街で、街中には、風情あるビアホールやビアガーデンがたくさんあります。
歴史や文化的な見どころが多く、バイエルン地方ならではのグルメも楽しめる、ドイツを代表する人気旅行先の街です。
ミュンヘンとその周辺にある、ノイシュバンシュタイン城など、バイエルン州を中心とする旅はもちろん、ヨーロッパやドイツの周遊旅行で立ち寄るのに是非おすすめです。
ミュンヘンは、オーストリアやチェコに隣接する、南西ドイツのバイエルン州の州都で、ベルリン、ハンブルグに次いでドイツで3番目に大きな都市です。街の中心から電車で30分程行った北部に、ミュンヘン国際空港 (地図) があり、また、ミュンヘンの中心部には、ミュンヘン中央駅 (地図) があります。鉄道は、ベルリンをはじめドイツ各地、スイスのチューリッヒ、オーストリアのウィーンやザルツブルクなどを結んでいて、ヨーロッパ周遊鉄道旅行で訪れやすいロケーションにあります。ミュンヘン行きの電車は、ベルリンから4-5時間程、フランクフルトやチューリッヒから3時間半程、ウィーンから4時間程で訪れることができます。
ミュンヘンは広い大都市ですが、ミュンヘンの主な観光スポットは、マリエン広場を中心とする旧市街に集まっているので効率的に巡ることができます。ミュンヘンの旧市街に加え、少し離れた西側にある、ニンフェンブルク宮殿も、ミュンヘンの見逃せない観光スポットになっています。ミュンヘンは、2日程あれば主な観光スポットを見て回ることができます。
さらに時間があれば、世界的に知られるドイツの人気観光スポット、ノイシュバンシュタイン城 や、バイエルン地方北部の古都、ニュルンベルク、また、オーストリアのザルツブルクなども日帰りで訪れることができます。
ミュンヘンの交通
ミュンヘンの中心部は交通がとても便利です。電車 (S-Bahn)、地下鉄 (U-Bahn)、路面電車 (トラム)、バスなど様々な交通機関があり共通のチケットが利用でき移動しやすくなっています。1日に3回以上それらの公共交通機関を利用する場合は、乗り放題チケットの購入がおすすめです。料金は、ゾーン制 になっていて、ゾーンによって料金が変わります。ミュンヘンの観光の中心エリア、ミュンヘンの中央駅や旧市街、東駅など、中心部をカバーしている、ゾーンM (Zone-M) のチケットがあれば主な観光スポットを巡ることができます。ミュンヘン国際空港を利用する場合は、ゾーン5までの乗車券が必要になります。
ミュンヘンでは、旅行者に便利な交通や観光のパスがあります。
24時間のパス(1日券)から、2・3・4・5日券まである、乗り放題に加え、観光の入場料のディスカウントがついている ミュンヘンカード や、観光入場料が無料になる ミュンヘンシティパス など利用して、お得に観光を楽しむことができます。
2-3日程の短期滞在でミュンヘンの代表的な観光スポットのみを巡りたいという人には、ミュンヘンシティカード、4-5日程滞在の余裕がある日程で、hop-on hop-off バスに乗ったり、色々な観光地を巡ってみたいという人には、ミュンヘンシティパスがおすすめだと思います。私は、ミュンヘン旅行は、ドイツやオランダのヨーロッパ周遊旅行で立ち寄ったので、2日間程の滞在で、ミュンヘンシティカードを利用してミュンヘンの観光を楽しんできました。
マリエン広場
ミュンヘン観光の起点と言えば、ミュンヘンの旧市街の中心に位置する広場、マリエン広場(マリエンプラッツ Marienplatz)です。
マリエン広場は、とても歴史のある広場で、なんと1158年からミュンヘンを代表する中央広場となっています。現在は、地下鉄駅など交通の中心にもなっていて、いつもたくさん人が集まる賑わう広場でミュンヘンの活気ある街中の雰囲気が楽しめます。
マリエン広場の北側には、ゴシックリバイバル様式の新市庁舎 (New Town Hall)、東側には、旧市庁舎などがあり、まるで童話の世界のような美しい建物に囲まれています。30年戦争中の 1638年にスウェーデン軍による占領の終結を祝うために建てられた、マリア像の柱など歴史的なモニュメントも点在しています。新市庁舎には、仕掛け時計 (Rathaus-Glockenspiel) があり、毎日午前11時と正午、3月から10月にかけては、午後5時になると人形が動き出し、見どころとなっています。
また、マリエン広場には、魚の面白い彫刻が飾られている涼し気な噴水、Fischbrunnen もあります。Fischbrunnen噴水の歴史は、14世紀まで遡ることができ、お財布を洗うと金運が良くなるなど色々な言い伝えが残されています。その後、何度も建て直しされ、現在の噴水は、19世紀の噴水の一部を再利用し、20世紀中頃に作られたものです。歴史あるマリエン広場は、ミュンヘンの人々の活気が感じられるとともに、色々な見どころがあります。
レジデンツ (Residenz)
ミュンヘン一の観光スポットが、マリエン広場から歩いて5分程北にある、レジデンツ (Residenz) です。ミュンヘンは、12世紀末以降、バイエルン地方を治めた神聖ローマ帝国時代の有力君主、バイエルン公の家系として知られ、皇帝を輩出したこともある、ヴィッテルスバッハ家 (House of Wittelsbach) の本拠だった街で、14世紀後半に建てられた、レジデンツは、その後、増改築されながら、1918年まで、ヴィッテルスバッハ家の宮殿であり政治の中心だった場所です。
入口前には、バイエルン、ヴィッテルスバッハ家のシンボルであるライオンが飾られています。
レジデンツ博物館
レジデンツの内部は、レジデンツミュージアムとなっています。ルネサンス、バロック、ロココ、ネオクラシカルなど様々な時代の影響が感じられる凝った装飾が施された130ものお部屋と、それに加え、コートヤードや、教会などがあります。そんな見応えのある、ヴィッテルスバッハ家が代々暮らした宮殿内部をオーディオガイドを聞きながら見学することができます。
ヴィッテルスバッハ家の歴代の人々の肖像画がずらりと飾られているバロック風の廊下など、とにかく豪華絢爛な見どころいっぱいの宮殿です。
17世紀初頭に作られた巨大なインペリアルホールをはじめ様々な趣向が凝らされた豪華なお部屋がたくさんあります。一通り見て回るには、2時間程かかります。
レジデンツミュージアム Residenz Museum
Munich Residence
Residenzstraße 1, 80333 München, Germany 地図
宝物庫 Treasury
レジデンツでは、レジデンツミュージアムに加え、別料金となりますが、隣接する宝物庫や劇場なども見学することができます。
レジデンツの宝物庫では、バイエルン王国の王位の象徴となっていた王冠をはじめとしたレガリアなど歴史的なバイエルンの宝物が展示されています。
キュビリエ劇場 Cuvilliés Theatre
レジデンツの最後の見どころがレジデンツの劇場、キュビリエ劇場 (Cuvilliés Theatre) です。
レジデンツの入口を出て、少し北側の入口を入ると、1751年に建てられた歴史ある劇場が入った建物があり見学することができます。
100以上ものお部屋がある宮殿と宝物庫、劇場など、レジデンツを全て見学してきましたが、所要時間 3時間近くはかかりました。結構な見どころとなります。
バイエルン国立歌劇場
レジデンツの南側には、巨大なバイエルン国立歌劇場があります。オペラの名作、ワグナーのトリスタンとイゾルデ、ニュルンベルクのマイスタージンガーなどの初演が行われたことでも知られる、1653年に設立された歴史ある、バイエルン州立オペラ (Bayerische Staatsoper/Bavarian State Opera) の本拠地です。1818年に最初の劇場が建てられて以来、何度か再建され、現在の建物は、オリジナルに近いデザインで、1963年に建てられたものです。歌劇場の前には、劇場を新設したバイエルン王、マクシミリアン1世 (Maximilian I Joseph) の像が立っています。
オペラに加え、バレエやコンサートなども開催されています。
公演のスケジュールはこちらです。→ 公演スケジュール
オペラファンは、是非訪れてみたい歌劇場です。
オデオン広場とテアティーナー教会
レジデンツの西側には、オデオン広場 (Odeonsplatz) があり、周囲には、黄色が印象的な少しラテン風の雰囲気の教会、テアティーナー教会 (Theatine Church) やフィレンツェなどイタリアを彷彿とさせる、ロッジアのフェルトヘルンハレ (Feldherrnhalle) など趣ある建物に囲まれています。
テアティーナー教会 (Theatine Church) は、17世紀後半に建てられた、マクシミリアン1世をはじめバイエルン王家の人々も眠っている由緒あるカトリック教会です。テアティーナー教会の中に立ち寄ることもできます。
テアティーナー教会 Theatine Church
Salvatorplatz 2a, 80333 München, Germany 地図
ホーフガルテン
レジデンツの北側には、17世紀初頭に造られた、ホーフガルテン (Hofgarten) と呼ばれる王宮のルネサンス様式の庭園があります。庭園の中央には、ローマ神、ディアナ (Diana) のパビリオンがあります。
パビリオン内部の床は、モザイクだったり、壁際には、小さな噴水があったり、凝ったデザインになっています。
ホーフガルテンの西側には、19世紀に建てられた建物をリノベーションした巨大なバイエルン州首相府 (Bavarian State Chancellery) があります。建物の前には、ヴィッテルスバッハ家で初のバイエルン公となったオットー1世の像があり、第一次世界大戦の戦没者を悼む戦争メモリアルとなっています。
ホーフガルテン Hofgarten
Hofgartenstraße 1, 80538 München, Germany 地図
フラウエン教会 Frauenkirche
ミュンヘンで最も有名な教会が、「ミュンヘン大聖堂」とも呼ばれる、マリエン広場の近くにある、フラウエン教会 (Frauenkirche) です。15世紀後半に建設され、最終的には、シンボルとなっている高い塔のドームが完成したのは、1525年とされています。第二次世界大戦で大きなダメージを受けましたが、1994年に修復が完了しました。
内部は白を基調とした、一見プロテスタント系のような明るい雰囲気ですが、フラウエン教会は、カトリックの教会です。こちらにも、14世紀前半に神聖ローマ帝国の皇帝となった、ルートヴィヒ4世をはじめ、ヴィッテルスバッハ家の人々が埋葬されています。
フラウエン教会 Frauenkirche
Frauenplatz 1, 80331 München, Germany 地図
聖ペーター教会 St Peter Church
聖ペーター教会(サンピエトロ教会)は、マリエン広場近くにある歴史ある「ミュンヘン最古の教会」です。聖ペーター教会の場所には、ミュンヘンが誕生する以前から教会があり、現在の教会のもとが完成したのは、1368年ととても長い歴史を誇ります。高さ 91m のとても高い塔がシンボルとなっています。
教会内には、黄金のサンピエトロ像が飾られているバロックの主祭壇などがあります。Alter Peter と呼ばれる塔には展望スポットがあり、周囲を見渡すことができます。
聖ペーター教会(サンピエトロ教会)
St. Peter’s Church (Cathedral of St. Peter)
Peterspl. 1, 80331 München, Germany 地図
18世紀中頃に建てられた聖ペーター教会の系列のバロック様式の教会 Asamkirche も人気の教会です。
アルテ・ピナコテーク Alte Pinakothek
ミュンヘンの西洋美術の見逃せないスポットが、アルテ・ピナコテーク (Alte Pinakothek) です。アルテ・ピナコテーク (Alte Pinakothek) は、ヴィッテルスバッハ家のコレクションをもとに 1836年にオープンした歴史ある古典西洋美術館です。レジデンツから北西に歩いて15分程の場所にあり、トラムやバスなどでも訪れることができます。
ルネサンス、北方ルネサンス、フランダース、オランダ、フランス、スペインなど 13世紀から 18世紀までの古典西洋美術の様々な地域の作品が展示されている、見応えのある美術館です。
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、アルブレヒト・デューラー、ルーベンス、レンブラントはじめ著名アーティストの素晴らしい作品の数々が展示されています。
アルテ・ピナコテーク (Alte Pinakothek) の見学所要時間は大体2時間くらいかかります。
アルテ・ピナコテーク Alte Pinakothek
Barer Str. 27, 80333 München, Germany 地図
ミュンヘンのおすすめミュージアム
アルテ・ピナコテーク周辺には、ミュンヘンの様々なミュージアムが集まっています。時間に余裕がある人は色々と巡ってみるのも楽しいと思います。
アルテ・ピナコテークの北側には、印象派以降の西洋美術作品が展示されている、ノイエ・ピナコテーク (Neue Pinakothek) がありますが、リノベーションのため2029年まで閉鎖されています。そんな事情もあり、現在、アルテ・ピナコテークでは、ゴッホ、セザンヌ、モネをはじめノイエ・ピナコテークの代表的な作品を集めた特別展が開催されています。
ミュンヘンで有名なミュージアムは、他には、世界最大の科学技術博物館のドイツ博物館 (Deutsches Museum)、装飾美術や歴史的な遺品が展示されている、バイエルン国立博物館 (Bavarian National Museum) などがあります。
イングリッシュガーデン English Garden
ミュンヘンで最大の広さを誇る人気の公園が、イギリス庭園 (English Garden) です。庭園と聞くと小さな公園を思い浮かべてしまいますが、ニューヨークのセントラルパークよりも広いくらいのとても巨大な公園です。
喧騒を離れ、ピクニックをしたり、スポーツやエクササイズを楽しんだりできるミュンヘンの憩いの公園です。
広大な園内には、色々な見どころがあります。園内南部の人気スポットとなっているのが、なんと急流で行うサーフィンスポット、Eisbachwelle (地図) です。ミュンヘンは、ドイツアルプスに近く、周辺には、海はありませんが、サーフィンが楽しめるようになっています。ウェットスーツ着用で、サーフィンをしていて、大勢の観客の注目の的になっていました。
園内には、Dianabadschwelle (地図) など他にもサーフィンスポットがあり、面白い公園です。
こちらは、園内の見晴らしのいい丘の上に立っているギリシア風円形神殿の Monopteros (地図) です。19世紀前半に建てられた歴史スポットでもあり、たくさんの人が集まって来ていました。
そして、チャイニーズタワー (Chinese Tower) と呼ばれる木製の大きな塔まであります。オリジナルは、18世紀末に建てられたものだそうですが、消失してしまい、現在のものは、20世紀中頃に再建されたものです。チャイニーズタワーに隣接して、ビアガーデン (地図) があり、夕方には大勢の人たちが集まってきていました。
ミュンヘンで公園と言えば、イングリッシュガーデンの他、ミュンヘン中央駅の南側に、1972年に開催されたミュンヘンオリンピックの際に建設された、オリンピックパーク (地図) があります。オリンピックの開会式などが行われたオリンピックスタジアム、オリンピックホール、オリンピックタワーなどオリンピック前に建てられ、現在も使用されている歴史的なスポットが点在しています。オリンピックパーク周辺には、BMW Museum、BMW Welt など BMWのアトラクションが色々あるので、BMWファンは訪れてみるのもいいと思います。
勝利の門 Siegestor
イギリス庭園の西側の大通りには、勝利の門、Siegestor (地図) があります。ルートヴィヒ1世により、1852年に建てられた巨大なモニュメントで高さ21㎡ もあります。高さ26㎡の有名なベルリンのブランデンブルク門には、敵いませんが、迫力のある巨大な建造物です。
ニンフェンブルク宮殿
レジデンツと並ぶ、ミュンヘンの人気観光スポットが、旧市街から少し西に離れたエリアにある、ヴィッテルスバッハ家の夏の離宮、ニンフェンブルク宮殿 (Nymphenburg Palace) です。Karlsplatz から路面電車の16、17番に乗って 30分程で訪れることができます。
バイエルン選帝侯のフェルディナント・マリア夫妻により建設され、1675年に完成した豪華なバロック様式の離宮で、その後、増改築されながら、現在の姿になっています。
ニンフェンブルク宮殿
ニンフェンブルク宮殿 (Nymphenburg Palace) の宮殿内では、豪華絢爛な部屋の数々を見学することができます。
マクシミリアン1世が亡くなったり、ノイシュバンシュタイン城を建てたことで知られるルートヴィヒ2世が生まれたり、ヴィッテルスバッハ家にとって重要な宮殿で、現在でもヴィッテルスバッハ家の家かつ外交の場となっています。
レジデンツよりは、部屋数がかなり少なく、1時間程で見て回ることができますが、その豪華さは、目を見張るものがあります。
ニンフェンブルク宮殿 Nymphenburg Palace
Schloß Nymphenburg 1, 80638 München, Germany 地図
馬車博物館 Marstallmuseum
ニンフェンブルク宮殿とは別料金になりますが、かつて王家の馬小屋だった宮殿の南側の建物は、馬車博物館 (Marstallmuseum) となっていて、見学することができます。
ニンフェンブルク磁器博物館
馬車博物館の2階は、ニンフェンブルク磁器博物館 (Museum of Nymphenburg Porcelain) となっていて、上品なデザインのニンフェンブルク磁器が展示されています。
ニンフェンブルク庭園
ニンフェンブルク宮殿の周りには、広大な美しい庭園が広がっているので散策してみるのもおすすめです。もともとは、17世紀後半に造られたイタリア風のバロック様式の公園でしたが、その後、様々なスタイルが混じり合い、最終的には、イングリッシュガーデンのデザイナーにより、それまでの要素を残しながらイギリス庭園風に仕上げられた美しい庭園です。
ニンフェンブルク宮殿は、中心から少し離れた場所にあり、宮殿の他にも色々見どころがあるので、移動時間も含めて半日程見ておくといいと思います。
ビアホール
ミュンヘンは、毎年9月下旬から10月初旬にかけて世界的に有名なオクトーバーフェストが開催されるなど、長い歴史を誇るビールで有名な街です。ミュンヘンには、競い合うように歴史あるビールブランドがいくつも存在し、ミュンヘンならではビアホールやビアガーデンなどがあります。
ホフブロイハウス
ミュンヘンで一番有名なビアホール、ホフブロイハウスは、世界でも有名です。
ホフブロイハウスは、ミュンヘンを代表するビールブランド、バイエルン公により設立された由緒あるホフブロイの歴史あるビアホールです。
ホフブロイハウスは、活気あふれる本場のビアホール体験ができる、ミュンヘンのおすすめスポットです。
アウグスティーナー・ケラー
アウグスティーナー・ケラー (Augustiner-Keller) は、 1328年に設立されたとされる、ミュンヘン最古のビールブランド、Augustiner-Bräu の人気ビアホール(地図) です。
ミュンヘンには、ホフブロイ (Hofbräu), アウグスティーナー (Augustiner) に加え、シュパーテンフランツィスカーナー (Spaten-Franziskaner)、ハッカープショール (Hacker-Pschorr)、パウラーナー (Paulaner)、レーベンブロイ (Löwenbräu) の6つの有名なビールブランドがあるので、色々巡ってみるのも楽しいと思います。
ヴィクトアーリエンマルクト Viktualienmarkt
ミュンヘンの人気マーケットが、マリエン広場近くにある、ヴィクトアーリエンマルクト (Viktualienmarkt) です。 なんと1807年から続く歴史あるマーケットで、日曜日を除く毎日、朝8時から夜8時まで営業しています。
肉や魚、チーズ、野菜、フルーツなど様々な食材が揃うお店屋さんに加え、ビアガーデンや、白ウィンナーなどが食べられる朝食スポット、レストランなど色々なお店が集まっている、ミュンヘンのおすすめグルメスポットです。
マーケット周辺は、バイエルン風ドーナツ、揚げパン、ペイストリーのお店、シュマルツヌーデル (Schmalznudel – Cafe Frischhut) (地図) など美味しい名店が色々集まっている人気のグルメスポットです。
ミュンヘンの名物揚げパン、シュマルツヌーデル (Schmalznudel) を出来立てで食べられるおすすめカフェです。
ミュンヘン東駅周辺
ミュンヘンは、旧市街を中心に歴史と文化が保全されていて、あまり今風の新アトラクションはありませんが、旧市街の東側、ミュンヘン東駅近くまで行くと、新しいオフィス街が広がっています。そんな一角には、UMADUM (地図) と呼ばれる、観覧車 (Munich Ferris Wheel) があります。
観覧車からは旧市街やミュンヘン周辺景色を見渡すことができます。子供連れの家族旅行などでは、意外と楽しめるアトラクションです。
ミュンヘンを訪れたら、ドイツの見逃せない有名観光スポット、ノイシュバンシュタイン城まで足を運んでみるのもおすすめです。