ニューヨーク周辺の観光スポットが少しづつリオープンし始めてきていて、夏休みの旅の計画ができるようになってきました。コロナのパンデミックで一時はロックダウン状態だった、ニューヨークですが、感染者状況も落ち着き、経済再開が順調に進んでいて、嬉しいことに、ミュージアムや観光地も順調にオープンしてきています。
ニューヨークシティから訪れることができる、ニューヨーク州周辺のおすすめの旅行スポットを紹介していきます。
ニューヨークから旅行に行ける地域情報
今、ニューヨークから旅行をしようと思うと、いけない場所、行きづらい場所が実はいくつかあります。
例えば、ニューヨークから近くて、海外旅行先として最適なカナダやヨーロッパは、アメリカからの入国を禁止しているため、今の時点では訪れることができません。
アメリカ国内旅行は行こうと思えば行けるのですが、せっかくニューヨークがいい状態になってきたと思ったら、今度はアメリカの他州での感染状況が大変悪化してしまい、コロナのホットスポットとなっている州へは、帰宅後 14日間の自己隔離が必要というルールができ、旅行しにくい状態となっています。
14日間自己隔離ルールの対象となる州は、データの動きによって変わってきます。以下で対象となる州の情報をアップデートしています。
そんな状況を踏まえて、今年の夏、ニューヨーク周辺に住んでいる人たちにおすすめの旅行先は、ニューヨーク州近郊の旅行先です。
ミュージアムや観光スポットが着々と再開してきているので、そのリオープンのスケジュール状況をまとめて紹介します。
ニューヨーク州とその周辺の州は、とても真面目にマスクとソーシャルディスタンスを守っています。
再開したミュージアムや観光地への訪問には、マスク着用と、人数制限のための事前予約など、コロナ対策ルールの下での再開となりますので、訪問前に、各所のルールを確認してから行きましょう。
6/4 ニューポートマンション
ニューヨークから車で訪れることができる、豪邸が立ち並ぶ人気観光スポットの街、ニューポートは、比較的コロナの被害も少なかったロードアイランド州にあります。ニューポートの人気観光スポットといえば、もちろん、ニューポートマンション、豪邸巡りです。
ニューポートマンションの中でも最も人気がある、The Breakers と The Elms というお屋敷の観光は、かなり早く6月初旬からオープンしています。チケットは、オンライン から、または、ゲートでも購入できるようになっています。
6/20 マークトウェインハウス
ニューヨークから車で訪れることができる、もう一つの州、コネチカット州も、ニューヨーク州やニュージャージー州と比較すると被害が少なかったこともあり、早くからミュージアムを再開しています。コネチカット州の州都、ハートフォードにある、トムソーヤの冒険などの作者として知られる、マークトウェインの家、マークトウェイン邸も再開しています。チケットは、オンライン での事前購入が必須です。ツアーへの参加人数を少なくするなどの対策の上で、邸内も見学できるようになっています。
6/22 ガラスの家
コネチカット州のニューカナンにある建築好きにおすすめのスポットが、著名建築家、フィリップジョンソンさんのグラスハウスです。現在、ガイドツアーは開催されていないので、ガラスの家の中には入れないのですが、外から見ることはでき、週末を中心に金曜日から月曜日まで、広いお庭がある邸内を各自巡ることができるようになっています。グラウンドパスのチケットは、オンライン での事前購入が必須となっています。電車で行けます。
6/22 国際スパイ博物館
ワシントンDC は、ニューヨークと並んで、素晴らしいミュージアムが多い都市ですが、まだスミソニアン系ミュージアムは、再開予定を発表していません。そんな中、再開している数少ないミュージアムの一つが、国際スパイ博物館です。ロビーでもチケットは、購入できるようですが、コロナ対策下でのオープンで、人数制限などもあるため オンライン での事前購入を推奨しています。
国際スパイ博物館が今大人気!ワシントンDC 新しくなったスパイミュージアムへ行ってきました International Spy Museum
6/30 ナイアガラの滝
ナイアガラの滝というとカナダ?って思う人も多いかもしれませんが、実はナイアガラの滝は、アメリカ、ニューヨーク州側からも観光ができます。
ナイアガラの滝のニューヨーク州側の多くの観光スポットは、こちら にあるように多くが再開しています。今のところ、アメリカからカナダへの入国は禁止で、少なくとも、7月21日までは、レインボーブリッジを渡って、カナダ側に行くことはできなくなっています。
前回ナイアガラを訪れた時、ニューヨーク側のホテルに滞在して、ニューヨーク側のナイアガラの滝の観光も楽しんできましたので参考にしてみてください。
7/1 コーニングガラス美術館
ニューヨーク州フィンガーレイク地方近くにある、コーニングガラス美術館は、歴史的な工芸品から現代ガラスアートまで、様々なガラスアートが楽しめるミュージアムです。チケットは、事前購入が必須となっています。詳細は、こちら です。美しい湖が広がり、ワイナリーなども楽しめる フィンガーレイク地方 への旅行で訪れるのにおすすめです。
7/1 ボルト城 サウザンドアイランド
ナイアガラの滝同様、アメリカとカナダの国境にある観光地が、セントローレンス川沿いに小さな島々が点在しているサウザンドアイランドです。サウザンドアイランドの人気スポット、ボルト城も再開しています。アメリカ在住者は、現在は、カナダの国境が閉鎖しているため、ニューヨーク州側からのみ訪れることができます。詳細は、こちらです。
7/8 フランクリンインスティチュート
ニューヨークから日帰りでも遊びに行ける、フィラデルフィア。ベンジャミン・フランクリン像がアイコンとなっている、フィラデルフィアの科学博物館、フランクリンインスティチュートが、数あるフィラデルフィアのミュージアムの中で、トップを切って再開します。詳細は、こちら です。
7/11 MASS MoCA
ニューヨーク州の州都、アルバニーの近くにある、マサチューセッツ州バークシャー地方は、自然豊かで素晴らしいハイキングコースなども多いですが、素晴らしい美術館も多く、アート好きにもおすすめです。そんなミュージアムの中でもお洒落でカッコいい、MASS MoCA があります。ミュージアムの詳細は、こちらです。
昨年の夏行きました!
7/12 クラーク美術館
MASS MoCA と一緒に訪れたい、バークシャー地方の人気美術館が、ルノワールをはじめ印象派のコレクションが有名なクラーク美術館です。チケットの事前購入など詳細は、こちら です。
昨年の夏行きましたが、ルノワールのコレクションなど素晴らしかったです!
クラーク美術館の見どころ ルノワールら素晴らしい印象派コレクションを誇るマサチューセッツ州の Clark Art Institute
7/12 ノーマンロックウェル美術館
バークシャー地方には、20世紀アメリカの有名イラストレーター、ノーマンロックウェル美術館もあります。7月12日から再開となり、詳細は、こちら になります。
日本人にも人気のミュージアムで、ノーマンロックウェルの個性的で可愛い作品が大集合の楽しめるミュージアムでおすすめです。
7/13 Museum At Bethel Woods
キャッツキルズといえば、緑あふれるハイキングなどのアウトドア旅行先としても有名ですが、実はそれだけではなくミュージアムなどもあります。1969年には、有名な野外音楽祭、ウッドストックフェスティバルが開催された場所でもあり、そんな音楽祭の様子や60年代の音楽シーンをテーマとしたミュージアムが、Museum At Bethel Woods です。詳細は、こちらです。
キャッツキルズにとてもアーティスティックな 名物ホテル があります。
7/15 ストームキングアートセンター
NYC から日帰りで訪れることもできるハドソンバレーにある人気野外美術館が、ストームキングアートセンターです。7月8-13日は、メンバーオンリーで、15日から一般開放されます。事前予約が必須など特別ルールの下での再開で、詳細は、こちら です。
今の時期、屋外で遊べる、最高のスポットだと思います。ニューヨークから近くておすすめ!
7/15 イザベラスチュワートガードナー美術館
ボストン にも、たくさんのミュージアムがありますが、先陣を切って再開を予定しているのが、イザベラスチュワートガードナー美術館です。事前予約必須など詳細は こちら です。
美しい素敵なミュージアムです。
ボストンは、他にもシーフードを楽しんだり、フリーダムトレイルを歩いたりもできます。
7/16 ICAボストン
ボストンの現代アート美術館、ICAボストンは、7月14日、15日とメンバーのみでオープンし、16日から一般開放となります。草間彌生さんの事前予約必須などコロナ対策での再開で、詳細は、こちら です。
7/17 アドベンチャーアクアリウム
フィラデルフィアのデラウェア川を挟んだ対岸、ニュージャージー州カムデンにある人気水族館が、アドベンチャーアクアリウムです。メンバーは、7月15日から、一般は、17日からの再開です。詳細は、こちら。
7/18 Peabody Essex Museum
ボストン近郊、魔女裁判の街として知られるセーラムにある Peabody Essex Museum は、船や海洋をテーマとしたミュージアムです。ボストンと一緒に訪れてみるのにおすすめです。7月16、17日は、メンバーのみで、18日から一般公開がはじまります。詳細は、こちら です。
7/18 New Britain Museum of American Art
コネチカット州のニューブリテン美術館は、7/14からソフトオープンし、14、15日は、エッセンシャルワーカーのみ、16、17日は、メンバーのみで再開、18日から一般開放となります。詳細は、こちら です。
ニューブリテン美術館 最古のアメリカンアートミュージアム コネチカット州 New Britain Museum of American Art
7/25 バーンズコレクション
素晴らしい印象派コレクションで知られる、フィラデルフィアの美術館が、バーンズコレクションです。7月23日からメンバー、25日から一般再開します。詳細は こちら です。
フィラデルフィアは、ニューヨークから簡単に行ける、おすすめの旅行先です。
7/26 ボストン科学博物館
キッズに人気のボストン科学博物館も再開します。詳細はまだ決まっていないようですが、再開予定日 のみ発表されています。
7/31 フィラデルフィア自然科学アカデミー
フィラデルフィア自然科学アカデミーは、キッズに人気の自然史博物館です。特に恐竜の化石の展示が見応えがあります。詳細は、こちら です。
8/7 ディアビーコン
Dia Beacon は、NYC から車で1時間半程、メトロノースでも訪れることができる現代美術館です。ミニマルアートの有名アーティストの個性的な作品がいっぱいです。詳細は、こちら です。
9/5 リバティサイエンスセンター
マンハッタンのお隣、ジャージーシティにあるリバティサイエンスセンターは、9月5日から再開します。メンバーは、一足早く9月4日からの再開です。アメリカ自然史博物館に近い、自然科学系の博物館で、宇宙、エネルギー、人体、動物、昆虫などなど幅広い分野の展示があり、子供たちに人気のミュージアムです。
リバティサイエンスセンター Liberty Science Center ニューヨークからも近い 家族連れにおすすめの科学博物館
9/5 ワズワース美術館
コネチカット州ハートフォードにあるワズワース美術館は、9月5日から再開します。現存するアメリカ最古のとても歴史あるミュージアムで、古典西洋美術や印象派から現代アートまで、幅広い展示の見どころいっぱいでおすすめです。
ワズワース美術館の見どころ ハートフォードのアメリカ最古の美術館 Wadsworth Atheneum Museum of Art
9/6 フィラデルフィア美術館
ペンシルバニア州フィラデルフィアにあるフィラデルフィア美術館は、9月6日から再開します。フィラデルフィア美術館は、巨大なミュージアムで、古典西洋美術や印象派から、世界各国の文化やアートまで、幅広い分野の展示がされている総合美術館です。
フィラデルフィア美術館の見所 作品 回り方を徹底紹介 全米有数のミュージアム Philadelphia Museum of Art
9/26 ボストン美術館
ボストンの巨大ミュージアム、ボストン美術館は、9月26日から再開します。ボストン美術館も、メトロポリタン美術館やフィラデルフィア美術館同様、とても巨大で、古典西洋美術や印象派から、世界各国の文化やアートまで、幅広い分野の展示がされ、見どころいっぱいの総合美術館です。
10/7 ウースター美術館
マサチューセッツ州のウースター美術館は、10月7日から再開します。ウースター美術館は、ピザンツ帝国の巨大モザイクをはじめとした世界の歴史的遺産、西洋のアーマーと絵画が一緒に展示されていたり、興味深い作品が数多く展示されている個性的な美術館です。
ニューヨークのミュージアム再開の最新情報はこちらです!
コロナ後のビジネス再開計画についてはこちら。
前向きに次々に色々なところが再開していっていて本当に嬉しいです!