アメリカでは、毎年、9月の第4土曜日は、ナショナルパブリックランドデー (National Public Lands Day) で、国立公園など国立公園管理局 (NPS) が管轄する全米の公園が無料で開放されます。今年は、明日 9月23日が「ナショナルパブリックランドデー」になります。自宅や旅行先近くの国立公園を訪れてみるのもおすすめです。
9月の第4土曜日は、ナショナルパブリックランドデー (National Public Lands Day) で、公有地でその自然を楽しみ、保存して行くことを推進するために、1994年にはじまった記念日で、NPS管轄下の多くの公園が無料で開放され、様々なイベントが開催されます。今年は、明日の土曜日が、ナショナルパブリックランドデーに当たります。
NPS のサイト では、ナショナルパブリックランドデーについてや、様々なイベントについて紹介されています。例年は、ボランティア活動など多くのイベントも開催されます。
アメリカ国立公園の無料の日は、ナショナルパブリックランドデー以外にも年に6回あります。今年最後となるのが、11月11日のベテランズデーです。
2020年に成立した Great American Outdoor Act により、国立公園の無料開放日が一日増え、夏休み中の8月にも無料開放日があります。
アメリカ国立公園がこの無料の日のみ特別に無料になる公園は、州毎に、こちら で紹介されています。
アメリカには、本当にたくさんの国立公園があり、どこに行こうか迷ってしまう人も多いと思います。アメリカらしい壮大な自然を体感できる、おすすめの国立公園というと、やはり、グランドキャニオンなどを回る グランドサークル、そして、イエローストーンなどを回る ロッキー山脈周辺の国立公園、ヨセミテ国立公園 などです。
その他、人気のアメリカ国立公園については、こちらでも紹介しているので参考にしてください。
大人気の国立公園は、無料の日は混み合うので逆に避け、それ以外のスポットを狙ってみるのもいいと思います。NPS管轄下の全スポットは、こちら にあり、州毎に一覧を見ることができるようになっています。本当に数多くの公園やメモリアルがあるので、こんな機会にどんな場所があるのか見てみるのも楽しいと思います。
例えば、NYC の身近な所では、グラント将軍メモリアルやハミルトングランジなどがオープンしています。
ニューヨーク周辺では、例えば、ヴァンダービルトマンション (Vanderbilt Mansion) や、エジソン国立歴史公園 (Thomas Edison National Historical Park) などがあります。
こちらの国立公園訪問のベストシーズンの記事でも紹介していますが、一年に3-4ヵ所以上、国立公園を訪れる予定の人は、アメリカ国立公園パス の購入がおすすめです。アメリカ国立公園の個別の入場料は値上がりするところもありますが、国立公園パスの料金は、ずっと据え置きで、$80 のままで、好きなだけ色々なアメリカ国立公園に訪れることができます。