ノイシュバンシュタイン城 見どころ 童話の世界のようなドイツの美しい人気観光スポット ミュンヘンから日帰り旅行

ドイツで最も有名な観光スポットの一つ、ノイシュバンシュタイン城 (Neuschwanstein Castle) は、ドイツ南西部、バイエルン州のオーストリア国境近くにあります。ノイシュバンシュタイン城は、ディズニーのお城のモデルとなったお城で、風光明媚な周囲のドイツアルプスの絶景とあいまって、中世の童話のファンタジーの世界に入り込んだかのような気分が楽しめます。先日、ミュンヘンから日帰り旅行で、ノイシュバンシュタイン城と、隣接するお城、ホーエンシュヴァンガウ城 (Hohenschwangau Castle) を訪れたので、見どころや回り方を紹介します。

世界的に有名なノイシュバンシュタイン城 (Neuschwanstein Castle) は、バイエルン王国の王だった、ルートヴィヒ2世により19世紀後半に建てられたロマン主義を代表するお城です。ノイシュバンシュタイン城 (Neuschwanstein Castle) は、ドイツ有数の人気観光スポットになっています。

ノイシュバンシュタイン城は、カリフォルニアの ディズニーランドのお城、眠れる森の美女のお城やアニメのシンデレラ城のモデルとなったことでも知られています。

ノイシュバンシュタイン城は、現在、Dreams in Stone – the palaces of King Ludwig II of Bavaria の一部として、Linderhof、Herrenchiemsee などと共に世界遺産の暫定リストに登録されていますが、住民投票による合意の上で、今年2024年2月に正式に世界遺産の登録申請が行われているので、おそらく近々、世界遺産になると思われます。

ノイシュバンシュタイン城 (Neuschwanstein Castle) は、バイエルン地方の最南西部で、ロマンティック街道の南端エリアにあります。ミュンヘンなどから鉄道で結ばれている、フュッセン (Füssen) が拠点となります。日程に余裕があれば、フュッセンに滞在して訪れるとゆっくりできますが、ミュンヘンから日帰りで訪れることができます。

ミュンヘン中央駅 (München Hauptbahnhof) からフュッセンまでは、電車で2時間程かかります。その後、ノイシュバンシュタイン城へは、バスと徒歩で1時間程かかります。往復で6時間程かかり、ノイシュバンシュタイン城周辺の観光には、半日程は必要なので、朝から夜遅くまで、丸一日かかる日帰り旅行となります。

ノイシュバンシュタイン城を電車で訪れる場合は、ミュンヘンから鉄道を利用した日帰り旅行に便利な バイエルンパス と呼ばれるバイエルン州内の電車やバスが乗り放題になる一日券の利用がおすすめです。
今回のヨーロッパ旅行では、ユーレイルパスの使用する日を選べるフレキシーパスを利用していましたが、ノイシュバンシュタイン城を訪れる日は、バイエルンパスの方を使用しました。フュッセンまでの電車料金はもちろん、フュッセンからのバスも全てバイエルンパスでカバーされます。
バイエルンパスは人数が多い程お得になる一日乗り放題チケットで、平日は、午前9時以降から利用可能です。いくつか制約はありますが、ノイシュバンシュタイン城周辺を午後から観光する場合にはお得で便利です。


(Google Map)

フュッセンに近づくと電車からは、美しい北東アルプスの景色も見ることができ、スイスにいるかのような気分に浸れます。

フュッセンは、それなりに大きな街で、ホテルやレストランなども色々あります。実際に来てみるととてもいい雰囲気なので、泊まってもよかったなと思いました。
日帰り旅行の場合は、お城の訪問時間指定のチケットの関係でのんびりしていられないことも多いので、ミュンヘンでランチやおやつを購入し、食事は電車の中で済ませておくと到着後にスムーズに動けます。

フュッセン駅に到着後は、駅の隣のバス停から78番、または73番のバスに乗って、ノイシュバンシュタイン城のある丘の麓のバス停へと向かいます。バイエルンパスを提示すると無料になります。

バスに乗って10分程でお城の最寄りのバス停に到着します。途中、バスからは、山の中腹にあるノイシュバンシュタイン城やホーエンシュヴァンガウ城などが見えてきます。

ノイシュバンシュタイン城があるシュヴァンガウという小さな街は、ドイツアルプスの山々に囲まれ、湖が点在する風光明媚なエリアで、お城の見学の他、ハイキングや水遊びも楽しめます。
ノイシュバンシュタイン城だけでなく、近くにホーエンシュヴァンガウ城もあるので、時間があれば、二つのお城を巡ってみるのもおすすめです。シュヴァンガウ周辺の地図は、こちらです。
シュヴァンガウの中心の通りには、いくつかレストランやホテルがあります。また、ババリア王のお宝が展示されている博物館、Museum of the Bavarian Kings や、白鳥などが見られる美しい湖、Alpsee などがあるので、お城訪問の合間に訪れてみるのもおすすめです。

ノイシュバンシュタイン城は、直前では、チケットが売切れとなることも多い大人気の観光スポットなので、日程が決まり次第、早目に 時間指定チケット を購入しておくのがおすすめです。ホーエンシュヴァンガウ城も訪れたいという人は、ノイシュバンシュタイン城の訪問時間に合わせて、ホーエンシュヴァンガウ城の時間指定チケットを購入するといいと思います。二つのお城の訪問時間は、最低でも2時間半あけておくことが推奨されています。両方訪れる場合は、夏季限定で若干お得なコンビネーションチケットもあります。城内は、様々な言語でのガイドツアー、またはオーディオツアーで見て回ります。事前にオンラインで購入しておくと安心ですが、もしオンラインで売り切れていても、シュヴァンガウの中心通りにあるチケットオフィスで当日券を購入することができる可能性もあります。
3月中旬から10月中旬までの夏季は、午前9時から午後6時まで、冬季は、午前10時から午後4時までのオープンとなります。

ノイシュバンシュタイン城は、シュヴァンガウの中心の通りから徒歩で40分程、ノイシュバンシュタイン城の絶景が見渡せるマリエン橋は、ノイシュバンシュタイン城からさらに徒歩で15分程かかります。またホーエンシュヴァンガウ城は、ノイシュバンシュタイン城とは異なる方角にあり、徒歩で20-30分程かかります。
両城とも山の中腹にあり、ちょっとしたハイキングになります。徒歩の他、優雅に馬車で訪れることもできます。また、シュヴァンガウからマリエン橋までは、シャトルバスが運行しています。

シュヴァンガウの中心通りを進んで行くと、突き当りに美しい湖、Alpsee があります。とても澄んだ水の湖で、遠くには、アルプスの山々が見渡せます。

水辺では、白鳥をはじめ様々な野鳥を見ることができます。

湖沿いは、気持ちのいいハイキングコースで、少し行った先には、湖が見渡せる展望スペースもあります。ホーエンシュヴァンガウ城の訪問前に、足を運んでみるのもおすすめです。

今回は、ノイシュバンシュタイン城の訪問時間が夕方だったので、最初に訪れたのが、ホーエンシュヴァンガウ城です。シュヴァンガウからホーエンシュヴァンガウ城へは、街の中心から階段を上っていく短い経路と湖沿いの坂を上って行く経路の2通りの行き方があります。この日は、ツアー時間まで少し余裕があったので、湖沿いを散策して向かいました。紋章が印象的な門を通って城内へと向かいます。

ホーエンシュヴァンガウ城 (Hohenschwangau Castle) は、ノイシュバンシュタイン城の近くにあり、ルートヴィヒ2世が、幼少期に過ごしたお城です。ホーエンシュヴァンガウ城は、ルートヴィヒ2世の父親、マクシミリアン2世 (Maximilian II) により、シュヴァンガウにあった中世の古城跡に1833年から1837年にかけて建設され、夏の別荘として使用されていました。ホーエンシュヴァンガウ城は、ネオゴシック様式の建物で、内部は、歴史やアートが散りばめられていて、ルートヴィヒ2世と彼のお城、ノイシュバンシュタイン城の建設に大きな影響を与えています。

お城の敷地内には、涼し気な噴水の美しい庭園があり、周囲の絶景が見渡せます。お城の敷地内の庭園は、チケット予約がない人でも見に訪れることができます。

チケットのツアー時間になったら、チケットをスキャンして城内へ入ります。入場エリアには機械だけがあってスタッフがいないので遅れないように予約時間ぴったりに行くようにします。

城内は、家具や工芸、アートなど綺麗な装飾がいっぱいでとても豪華なお屋敷の雰囲気が楽しめます。写真撮影は禁止になっていますが、美しい窓から周囲の絶景が見渡せるこちらの一ヵ所だけ撮影することができます。
城内の様子は、こちらの映像で紹介されています。

ホーエンシュヴァンガウ城からノイシュバンシュタイン城へは、シュヴァンガウの中心に一度戻って、再び坂道を登って向かいます。歩いていく場合は、移動に1時間くらい見ておく必要があります。歩いていく以外は、馬車やシャトルバスを利用する選択肢もあります。
人気のノイシュバンシュタイン城は、門の前でスタッフがチケットチェックをしているので、お城の敷地内に入るには、チケットが必須になります。

お城の中庭からは、お城の他、遠くにマリエン橋なども見ることができます。ホーエンシュヴァンガウ城同様、チケットの指定時間になったらスキャンして城内へと向かいます。こちらも入場エリアにスタッフはいないので、時間ぴったりに間に合うように訪れます。

ノイシュバンシュタイン城を建設した、ルートヴィヒ2世は、中世のドイツの白鳥の騎士 (Knight of the Swan) のお話などおとぎ話のような中世の世界に憧れを抱き、ワグナーのオペラをはじめロマン主義に傾倒し、アートや建築を愛した人物です、晩年には、自己資金と借金による莫大な資金を投じ、ノイシュバンシュタイン城をはじめいくつもの巨大建築のプロジェクトを行うなど狂王としても知られていました。最後は、精神病を理由に廃位され、謎の水死を遂げてしまいます。
そんなルートヴィヒ2世の夢の世界を具現化するプロジェクトが、ドイツ語で新白鳥石という名称の「ノイシュバンシュタイン城」です。1868年頃から建設がはじまりました。ルートヴィヒ2世は、ノイシュバンシュタイン城を自分専用の別荘として建設しましたが、ルートヴィヒ2世が亡くなった 1886年から一般公開され、現在では、ドイツを代表する観光スポットになっています。

城内は、ファンタジー感のある豪華なお部屋がいっぱいで、Throne Hall、Singers’ Hall など公式のお部屋の他、寝室、書斎、ドレスルームなどプライベートのお部屋、さらに洞窟まであったりと見どころいっぱいです。城内は、写真撮影は禁止となっているため写真はありませんが、城内の様子は、こちらで説明と共に紹介されています。

城内のテラスからは、周囲の絶景が一望できます。

お城の南方向には、ノイシュバンシュタイン城の有名写真スポット、マリエン橋が見えます。

マリエン橋は、ノイシュバンシュタイン城から歩いて15分程の場所にある歴史ある吊り橋で、美しいノイシュバンシュタイン城の写真が撮影できる人気スポットです。

優美なノイシュバンシュタイン城が、岩山や川、木々など美しい自然に囲まれ佇んでいる姿は感動です。

拡大してみると、数多くの塔が絶妙に美しく配置され、童話の世界のようなロマンチックなお城の全景もよく見ることができます。

バス停があるシュヴァンガウとノイシュバンシュタイン城、マリエン橋を結ぶ道は、坂道ですが、舗装されているので歩きやすいです。

実は、シュヴァンガウからマリエン橋を直接訪れる場合は、近道があります。こちらは、本格的なハイキングの道となり、なかなか険しい道な上に、途中、どちらに進んだらいいか分かりにくい場所もあるので、普通の人にはあまりおすすめできません。遠回りでも舗装道を進んで行くのがいいと思います。ハイキング、アドベンチャー好きの人は、チャレンジしてみるのいいかもしれません。

ノイシュバンシュタイン城とその周辺の映像は、こちらをどうぞ。

ノイシュバンシュタイン城の絶景映像!ディズニーのモデルとなった美しいドイツアルプスのお城を動画で紹介

ヨーロッパのお話はまだ続きます。

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ノイシュバンシュタイン城 見どころ 童話の世界のようなドイツの美しい人気観光スポット ミュンヘンから日帰り旅行 was last modified: 5月 20th, 2024 by mikissh