リバティーステートパーク閉鎖中!花火はどうなる?ニュージャージーの州立公園がシャットダウン

Liberty State Park Night (1)

いよいよ明日は7月4日、アメリカ独立記念日ということで各地で花火や行楽を楽しみにしている人も多いと思います。そんな一年の中でも最もお祭り気分となる時期なのですが、マンハッタンの美しい絶景を楽しむことができ、自由の女神のフェリーの発着場所の一つとなっているニュージャージー州のリバティーステートパーク州立公園は現在閉鎖されています。NJ側からの自由の女神行きのフェリーも現在運航していません。
独立記念日には、リバティーステートパークで、毎年、花火やイベントが行われていて、この日を楽しみにしている人も多いと思いますが、州立公園が閉鎖中の今、今年の花火大会はどうなってしまうのでしょうか?

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実はリバティーステートパークだけでなく、ニュージャージー州が管轄している全ての公園やビーチが現在閉鎖されています。新年度の予算が成立せず、限定的な機能で州政府を運営するという政治的なパフォーマンスの真っ只中なのです。知らずに公園にやって来て、多くの人が追い返されていると思われます。

独立記念日前に、州政府によるリバティーステートパークの閉鎖を受けて、ジャージーシティーの市長、Steven Fulop さんが対応を発表し、今年の花火大会の開催場所は、リバティステートパークの代わりに、ジャージーシティーの街中、エクスチェンジプレイス (Exchange Place) で開催されることになりました。
NYから来る場合、ワールドトレードセンターから PATH で一駅行ったところにあります。ニューヨークのバッテリーパークシティーやトライベッカ、ウエストビレッジからもこのニュージャージー側の花火がよく見えるのではないかと思います。

リバティーステートパークだけでなく、NJのその他の州立公園やビーチの状態も流動的なので、ニュージャージー州に遊びに行こうと考えている人は注意しましょう。

追記:ニュージャージー州では予算が成立し、独立記念日の7月4日から州立公園は再オープンします。リバティーステートパークも午前10時からオープンするそうです。

独立記念日のニューヨークの花火情報はこちらです。

見逃せない ニューヨーク 花火大会 2017!もうすぐアメリカ独立記念日です

ニュージャージー州の知事と言えば、一時期、将来の大統領とも目され、共和党の大統領候補選にも参戦、途中、トランプ支持に転じたクリス・クリスティーさんです。
今年で州知事の任期終了ということで、世間の目を気にする必要がなくなったのか、一般の人々が州立公園やビーチから締め出されている今の現状の中、自身は、ジャージーショアの Island Beach State Park にある知事専用の別荘のビーチで優雅にくつろいでいるようです。

こちらが拡大写真。

別荘はこんな建物となっているようです。知事、そして政治家としてもかもしれませんが、最後の夏と言うことで、ビーチを独り占めという感じでしょうか。

公園にスタッフがいないだけならまだしも、一般市民たちがアクセスできないように、わざわざフェンスで完全封鎖している状態となっている中、知事だけビーチを独占しているのはフェアか?という質問に対して、知事はこう答えたそうです。”That’s just the way it goes. Run for governor, and you can have a residence there” 。

リバティーステートパーク閉鎖中!花火はどうなる?ニュージャージーの州立公園がシャットダウン was last modified: 4月 14th, 2018 by mikissh