ニューヨーク州への国内外からの旅行者は、これまで多くの場合、自己隔離が必須となっていましたが、ようやく4月1日からアメリカ国内での旅行制限を解除することが発表されました。公共の場でのマスク着用、インドアやイベントでのキャパシティ制限など、ニューヨーク州内で、様々なコロナ対策ルールはありますが、これで、旅行制限なく、アメリカ国内であれば、簡単に、ニューヨークを訪れることができるようになります。
ニューヨークは、昨春、コロナ危機で多くの犠牲者を出しました。その後、順調に感染者が減少する一方、アメリカ国内では、感染者が拡大していったこともあり、昨年の7月から、アメリカ国内旅行にも制限が課されることになりました。最初は、コロナが流行している州からの旅行者のみ、14日間の自己隔離が必須となっていましたが、その後、アメリカ全域で感染拡大したこともあり、11月初旬からは、周辺州以外の全ての国内外からの旅行者に、14日間の自己隔離、または、旅行前後の2度の検査で、陰性だった場合に、自己隔離を終了、それが確認できるまでの期間は、自己隔離が必須となっていました。
昨日、バイデン大統領のコロナ経済救済法案が国会で可決され、ワクチン接種が進む中、経済再開に向け、NYC でもレストランのインドアダイニングのキャパシティが、3月19日から 50% になることが発表されました。
今日、さらにニューヨーク州への旅行制限も 4月1日から解除されることが発表され、順調に平常化が進んでいます。アメリカ国内旅行であれば、自己隔離は必要なくなりますが、旅行者フォームの提出は継続されます。国外からの旅行者は、これまで通りの旅行制限ルールが継続されます。義務ではありませんが、他州へ旅行し、帰って来たニューヨーカーなど旅行後の自己隔離は推奨されています。
ニューヨークを訪れるのは、昨年3月からロックダウンや厳しい旅行制限もあり、周辺住人以外は、難しかったと思いますが、これで、アメリカ国内どこからでも、気軽に、ニューヨークを訪れることが可能になります。またニューヨークに住んでいる人もアメリカ国内旅行に行きやすくなります。
ニューヨークでは、現在、マスク着用や、ソーシャルディスタンスなどの様々なコロナ対策が、かなり徹底されているので、旅行で訪れる人もしっかりと守っていくことになります。
