ニューヨークは、昨日、6月15日に、昨年3月から継続していたコロナ対策のための制限がほぼ全て解除され、完全再開となる区切りの記念すべき一日となりました。急遽、お祝いということで、昨夜、エンパイアステートビルなどの州内各地のモニュメントが、青と金色でライトアップされると共に、花火が様々な場所で打ち上げられました。ニューヨークシティ (NYC) では、花火は、ニューヨークハーバーで打ち上げられ、ニューヨークの夏の定番イベント、7月4日のメイシーズ独立記念花火大会より一足早い、うれしい花火大会となりました。
ニューヨークでは、ここしばらく雲の多い日が続いていましたが、昨日、6月15日は、素晴らしい天候に恵まれた中、パンデミック収束、経済再開の大きな区切りの日を迎え、エッセンシャルワーカーに感謝の意も込めた、お祝いのライトアップと花火大会が開催されました。ニューヨーク州では、18歳以上の人の一回以上のワクチン接種率が、70%を越えたことを受け、昨年3月から課されていたコロナ対策のための様々なルールのほとんどが、昨日で解除されました。
まだまだ、様々な変異型の登場などで世界中で感染が続いていて心配な点はありますが、ニューヨークでは、ワクチン接種と共に、検査陽性率、感染者、入院者が激減し、普通の日常は、もうすぐという雰囲気になって来ています。
昨夜は、お祝いということで、州内各地で、午後9時15分頃から20分間程、花火が打ち上げられ、NYC では、ニューヨークハーバーで素晴らしい花火を見ることができました。約2年振りと久しぶりに、目の前で鑑賞した迫力の花火でした。
昨日は、見事な快晴で、夕日も美しく、夜には、ライトアップされたエンパイアステートビルやワンワールドトレードセンターをはじめとしたマンハッタンの摩天楼もとても美しく輝いていました。

ニューヨークで花火といえば、もうすぐやって来る、アメリカ独立記念日の花火大会。昨年は、人が集まらないように工夫を凝らし、予告なしのポップアップミニ花火が開催され、その映像を集約し、当日のエンパイアステートビルでの花火を織り交ぜ、独立記念日当日はバーチャル花火大会となりました。
今年は、ほぼ通常通りの開催となります。詳細が発表されたらまたお知らせしますが、おそらく例年通りの構成で、ワクチン接種者と未接種者が分かれて鑑賞することになる模様です。