ニューヨークの地下鉄には、様々なアーティストのパブリックアートが飾られていますが、2022年に、タイムズスクエアの駅に登場した最新作が、面白い着ぐるみ姿の人形がズラリと並んだ、空想の世界のような壁画です。こちらは、Nick Cave さんのサウンドスーツ (Soundsuit) と呼ばれるシリーズで、現在、グッゲンハイム美術館で実物を見ることができます。花、動物、ぬいぐるみ、釘など様々な素材を用いた遊び心いっぱいの存在感ある作品がズラリと並んでいて面白いです。
タイムズスクエアの地下鉄の駅を利用したことがある人は、個性的なカラフルな衣装を身にまとって踊っている感じのファンキーな壁画を見かけたことがあるかもしれません。
バラエティに富んだ面白い着ぐるみ姿の怪人がズラリと並んだ壁画もあります。こちらは、ダンサーでもあるアフリカ系アメリカ人アーティスト、Nick Cave さんの代表的なシリーズ、サウンドスーツ (Soundsuit) が壁画で描かれている、昨年2022年に登場した新しいパブリックアートです。
壁画だけを見ていると、空想の世界の作品かと思ってしまいますが、実は、実物の作品もあり、現在、グッゲンハイム美術館で見ることができます。
グッゲンハイム美術館の特別展用ギャラリーでは、ニック・ケイブさんの個展、Nick Cave: Forothermore が、昨年11月から今年2023年4月10日まで開催されています。
ギャラリーの中に入ると、面白い衣装の人形がいっぱいで、ファンキーで不思議な世界が広がっています。
地下鉄の駅の壁画の怪人が、まるで動き出した感じの楽しい光景です。
花、動物、髪の毛、羽毛、なんと釘まで様々な素材が使われています。
ニック・ケイブさんの特別展は、二つの特別展用ギャラリーで開催されていて、もう一つの部屋では、サウンドスーツとは、また少し雰囲気の違う作品が飾られています。
ワンちゃんが、ソファの上でくつろいでいます。動植物、ファッション、ジュエリーなど様々なものを独特のスタイルで配置し、味のある空間が作り出されています。
こちらのフロアには、BLM風の作品もありますが、こちらもセンス良く飾られています。
タイムズスクエアでも目立っていたピンクのウサギが登場する映像作品も上映されています。
こちらは、タイムズスクエアの地下鉄駅とグッゲンハイム美術館のニックケイブの作品の映像です。
グッゲンハイム美術館のメインの螺旋状のギャラリーでは、現在、アレックス・カッツ(Alex Katz) の特別展が開催されています。2023年2月20日までなので、見てみたいという人は急ぎましょう。
フランクロイドライトの建築、コレクションなどグッゲンハイム美術館の基本情報は、こちらです。