ニューヨークナウ NY NOW ニューヨークのトレードショー

ニューヨークのミッドタウンにある有名なイベント会場、ジャヴィッツセンターで、週末から今日にかけて、雑貨のトレードショー、ニューヨークナウ (NY Now) が開催されました。場所はビジネスイベントの会場、ジャヴィッツセンターです。たくさんの人が集まっていて、なかなかの盛況ぶりでした。

ニューヨークナウ (NY NOW) は、ライフスタイルグッズの雑貨や、インテリアグッズ、テーブルウェアや、ベビーグッズ、子供服、おもちゃ、本、ステーショナリーなど、様々なブランドが集まる大展示会です。ニューヨークのジャヴィッツセンターで、夏と冬の年に2回、トレードショーを開催しています。

ニューヨークナウ (NY NOW) のイベント会場となった、ニューヨークのジャビッツセンターは、ニューヨークの有名な大イベント会場で、実はパンデミック中も大活躍した場所でもあります。

パンデミックがスタートしたばかりのとき、医療崩壊が叫ばれ、ジャビッツセンターが臨時病院になりました。その後は、ワクチン接種の会場ともなり、そんなパンデミック中の大きな役割を終え、通常モードの初イベントとして、ニューヨークナウ (NY NOW) が開催されました。

今回のトレードショーは、展示会場がゆったり広々とした作りになっていました。

ニューヨークナウ (NY NOW) は、雑貨が中心のイベントですが、今年は、例年とちょっと違う特徴もありました。
以前は、レストランなどのビジネス向けの大きい華やかな高級インテリアブランドの出店もよく見かけましたが、今年はそれらのブランドの姿は見えず、どちらかというと、一般家庭向けのインテリアグッズが圧倒的に多かった気がします。

アメリカで今すごく売れている、ベビーグッズや、子供服、おもちゃなども、すごく人気です。アメリカでは、コロナを機に、子供向けの支援政策を充実させていることが背景にあります。

ルームフレグランスやキャンドルなどのおうち生活の必需品インテリア雑貨。

お部屋を彩る、フラワーベースなどのガラスのインテリアグッズ。

そして、顕著だったのが、カトラリーなどの食卓グッズのブランドがとても多かったことです。

子供向けの絵本ブランドがいっぱいあって、大人気だったのも今年の特徴です。

他にも本が人気のブースがありましたが、本は本でもラグジュアリー系の本屋さんです。なんのことかというと、いわゆる、インテリアになるようなお洒落な表紙の飾り向きの立派な本の専門店。面白い傾向です。

アメリカ国内から色々なブランドが集まってくるイベントで、こちらは、西海岸発のお洒落なステーショナリー系ブランドです。

大盛況の様子です。

ニューヨークナウ (NY NOW) のイベントは、その時勢いがあるビジネスがどんな分野なのかなどが顕著に表れるので、世の中の動きがわかって面白いのですが、来年は、また新しい動向が見られそうな気がします。ニューヨークナウ (NY NOW) は、現在、ニューヨークで、年二回、夏と冬に開催されていますが、今度から、西海岸でも新しいイベントをスタートします。その名も、サンフランシスコ・ナウ (SF NOW) で、2022年4月に開催予定です。

ニューヨークでは、ワクチン接種が進み、これまでのようにコロナを神経質になって恐れる必要がなくなり、ビジネスも再開し日常が戻りつつあります。
その一方、ニューヨークでも、デルタ型によるコロナの再流行が懸念されていて、国外からの参加者も多い同じく8月に予定されていた、オートショー (New York International Auto Show) は、中止となったりと、まだまだパンデミックの完全な終焉は、先となりそうです。

ニューヨークナウ NY NOW ニューヨークのトレードショー was last modified: 6月 28th, 2024 by mikissh