ニューヨークは、ブロードウェイミュージカル、オーケストラ、オペラ、バレエ、ダンス、ジャズ、コメディなどなどパフォーミングアートやライブエンターテイメントのメッカですが、コロナによりほぼ全て閉鎖に追い込まれ、関係者はもちろん、ファンも寂しい一年を過ごすことになりました。2月下旬から一足早く、NY PopsUp がはじまり、ライブイベントや劇場なども4月初旬から33%のキャパシティ制限などのコロナ対策の下、再開が可能となることも発表され、ようやく再始動の雰囲気になってきています。
ニューヨークの魅力の一つが、ブロードウェイミュージカルをはじめとしたライブエンターテイメントですが、新型コロナウイルスで、昨年3月以来、ほぼ一年間、全て閉鎖されていました。その間、パフォーミングアーティストたちは、屋外の公園や、観客と演者の間にガラスの境界があるショーウィンドウなど工夫を凝らして、作品を披露してくれていました。
最近では、全米、ニューヨーク州でも感染者数は減少しつつあり、ワクチン接種も進行中で、経済正常化に向けて少しづつ制限が解除されてきています。
明日、3月5日からは、NYCの映画館が再開 可能となりますが、今度は、劇場などのライブエンターテイメントスペース (Flex Venues) も、4月2日から、インドアでは最大100人、アウトドアでは最大200人まで、33%以下のキャパシティなどコロナ対策ルールの下、再開可能となります。33%以内で、最大人数を越えてしまう場合は、インドアでは、最大150人まで、アウトドアでは最大500人まで、コロナ検査での陰性の確認を行えば、開催可能となります。
NYC では、2月20日のジャヴィッツセンターのイベントを皮切りに、NY PopsUp のイベントが開催されていて、その様子は、インスタグラムの @NYPopsUp でシェアされています。
まだまだ感染者が多いため、アウトドアスペースが重要で、ニューヨークのパフォーミングアートのメッカ、リンカーンセンターでは、Restart Stages という名称の10ものイベントが開催できる屋外スペースが登場し、4月7日からイベントがはじまります。
リンカーンセンターの他、アポロシアター、Park Avenue Armory、ザ・シェッド、 Music Box Theater など一部のブロードウェイ劇場などでもライブエンターテイメントのイベントが再開していきます。
観客数の多いブロードウェイミュージカルの再開は、今の所、早くても6月以降となっていますが、このまま順調に落ち着き、無事再開できることを期待しましょう。
NYC では、明日から、映画館が、約一年振りに再開します。
