ニューヨークでは、今年に入り、初雪も降り、毎日寒い日が続いていますが、今夜から明後日1月12日の午前にかけては、さらに厳しい冷え込みで、三年ぶりの極寒日となりそうです。ニューヨークは、現在気温は、マイナス3度(華氏27°)で、今夜からどんどん気温が下がっていきます。明日は、快晴でお天気はいいのですが、最高気温は、氷点下よりかなり低い、-7°C (20°F) です。さらに強風 (15 mph) を伴うので、実際に感じる体感温度は、-17°C (0°F) 前後となる予報で、とても恐ろしいです。注意喚起のため、ニューヨーク周辺では、Special Weather Statement が出されています。
ニューヨークは、今日もかなり冷え込んでいましたが、今夜から明後日にかけては、さらに極寒となっていきます。ナショナルウェザーサービス (National Weather Service) によると、明日は、ここ3年間で最も寒い日になる予報で、ニューヨーク周辺に、注意喚起のため、Special Weather Statement が出されています。暖かい屋内に籠るのが一番ですが、外出する場合は、かなりしっかりとした防寒対策が必要となります。
The coldest air mass in nearly 3 years settles over the region on Tuesday.
Daytime highs will struggle to reach 20 degrees, with wind chills in the single digits. #StayWarm pic.twitter.com/3Vf8y6QdAk
— NWS New York NY (@NWSNewYorkNY) January 10, 2022
ニューヨークでは、セントラルパークで、-9°C (16°F) を記録した、2019年1月31日以来の極寒日となりそうです。この時は、アメリカ北部の気温が、場所によっては、北極圏よりも低くなっていました。
今回も、通常は、北極圏付近にとどまっている、ポーラーボルテックスが弱まり、冷たい大気が広い範囲に流れ込む、北極からの爆風 (Arctic Blast) によるもので、ニューヨークだけでなく、カナダ、アメリカ北部の広い範囲で寒い日となります。
北極圏からの爆風 (Arrtic Blast) については、こちらでも紹介しています。
セントラルパークなどでは、凍り付いた池で鳥たちが転びそうになりながら、歩き回っていたり、極寒日ならではの光景も広がります。