ニューヨークで以前から予定されていた地下鉄L線の一部閉鎖の日程がいよいよ発表されました。マンハッタンとブルックリンを結ぶイーストリバー下のトンネルの大規模な補修工事のためL線のマンハッタンからウィリアムズバーグのベッドフォードアベニュー駅間の運休がスタートするのは、来年、2019年4月27日からで、その後、15ヵ月間程続く予定となっています。週末に関しては、2019年2月以降、2月2日の週末から運休となります。地下鉄L線は、ユニオンスクエアなどのあるマンハッタンの14ストリート沿いを走る旅行者にも人気のブルックリンのウィリアムズバーグやブッシュウィックを結ぶ路線で、来春以降、しばらくの間、マンハッタンからブルックリンへ訪れにくくなります。
こちらが、L線の一部閉鎖に関する詳細です。15か月間の長い閉鎖です。
📢 New updates today about the L Tunnel Reconstruction Project: The 15-month L tunnel closure will begin Sat., April 27, 2019. https://t.co/FjQ5l20Vos (1/5)
— NYCT Subway (@NYCTSubway) October 30, 2018
閉鎖されるのは、L線のマンハッタンからベッドフォードアベニュー駅までの間で、マンハッタン内の 14ストリート沿いには、バスの新路線が登場することもあり、マンハッタン内での影響はそれほどないと思いますが、大きな障壁となるのがマンハッタンからブルックリンへと渡る部分です。特に、ブルックリンのウィリアムズバーグのベッドフォードアベニュー駅周辺はニューヨーカーや旅行者にも人気のスポットで大きな影響が予想されます。
L線の一部区間閉鎖中、ウィリアムズバーグやグリーンポイントへは、目的地がウォーターフロント周辺であれば、昨年新しく登場した NYC Ferry に乗り、内陸部であれば、マンハッタンとサウスウィリアムズバーグを結ぶ J/M/Z線、ブルックリンダウンタウン周辺とクイーンズのロングアイランドシティを結ぶ G線などで訪れることができます。
ウィリアムズバーグは、お洒落なお店が多く、グルメやショッピングが楽しめるクールエリアです。
ブルックリンのベッドフォードアベニュー駅までは工事エリアとなりますが、そこから東の方のL線 Lorimer Street Station から運行しています。ブッシュウィックへ行きたい時は、例えば、G線のメトロポリタンアベニュー駅で乗り換えて、Lorimer Street Station からL線に乗るなどして向かうことができます。
ブルックリンのブッシュウィックの街中はウォールアートがいっぱいです。最近ジェントリフィケーションが進んでクールスポットとなってきているブッシュウィックは、こんなエリアです。