ニューヨークシティは、経済再開のフェーズ4に入り、2週間程経過しましたが、感染状況も悪化することなく、順調に回復が進んでいます。ニューヨーク州では、屋内のミュージアムは、フェーズ4から再開可能となりましたが、3月から4月にかけて感染の中心地となった、大都市のニューヨークシティ (NYC) では、慎重を期して、特例として、ミュージアムの再開がずっと延期になっていました。そんなミュージアムも、いよいよ8月24日から再開可能になります!
ニューヨークシティでは、7月20日から 経済再開のフェーズ4 がスタートしましたが、当初フェーズ4に含まれていた、ミュージアムは、再開延期のまま取り残された状態が続いていました。先日、9月からの学校の対面授業の再開 が可能となることが発表され、続いて、今日、ニューヨーク州知事のクオモさんは、ニューヨークシティのミュージアムは、8月24日から再開可能とすることを発表しました。世界のミュージアムで今お馴染みとなっている条件、人数制限 (25%以下)、マスク着用、事前時間指定の入館などコロナ対策特別ルール下での再開となります。
自由の女神があるリバティ島は、既に再開していますが、現在、当初予定されていた、自由の女神ミュージアムやエリス島の移民博物館は、閉鎖が続いています。今回の発表により、8月24日以降早い時期に再開するのではないかと思います。
また、メトロポリタン美術館は、8月29日からの再開予定となっています。木曜日から月曜日が開館、火曜日、水曜日が休館となる、週5日制での再開となります。
木曜日、金曜日は、正午から午後7時まで、土曜日から月曜日は、午前10時から午後5時までの開館となります。
入場時はマスク必須。コートチェックは閉鎖し荷物を預けられないなどコロナ対策下での再開となります。入場予約の方法は以下記事をご覧ください。
ニューヨークのミュージアムが続々とオープン予定を発表しています。
ニューヨーク市博物館やニューヨークヒストリカルソサエティでは、ミュージアムの再開に先駆けて、屋外で展示を行っています。ニューヨーク市博物館は、NYCのミュージアムで最も早い再開が予定されていましたが、延期となってしまっていましたが、早い時期から再開すると思います。ニューヨークヒストリカルソサエティは、屋内は、9月11日からの再開予定です。
それぞれのミュージアムは、こんな様子です。
アメリカ自然史博物館は、9月9日からの一般再開します。
ジューイッシュヘリテージ博物館は、9月13日から再開です。
MoMA は、8月27日から再開です。
ホイットニー美術館は、9月3日から再開です。
ニューヨークミュージアム再開の公式発表により、これから続々と他のミュージアムも再開日を発表するようになると思います。
すでに再開になっている、ニューヨークの観光スポットも以下、色々あります。
・ エンパイアステートビル
・ ロックフェラーセンター
・ ハイライン
・ ガバナーズアイランド
・ ビッグバス
・ サークルライン
・ ブルックリン植物園
など屋外で楽しめる主な観光スポットやアトラクションは、既に再開しています。
ミュージアム以外では、ボウリング場は8月17日から、ジムは、8月24日から再開可能となります。
Gyms can open as soon as August 24 at 33% capacity with mandatory mask wearing and other strict health measures.
HVAC systems must meet guidelines.
Localities must inspect every gym before it opens or within 2 weeks of opening.
Localities must enforce regulations.
— Andrew Cuomo (@NYGovCuomo) August 17, 2020
これで取り残されているのは、主に、映画館や劇場、レストランやバーなどの屋内部分となります。
ニューヨークのミュージアム・観光スポットの再開スケジュールは、以下記事で最新情報をアップデートしていきますのでご覧ください。