ニューヨークでは、春の到来が感じられる日がやって来ていて、外出する人が続々と増えて来ています。アメリカでコロナ危機がスタートし、レストラン内での飲食や旅行を控える不自由な生活がはじまってからちょうど一年が経ちますが、ワクチン接種が進む中、第三弾となる大規模コロナ経済救済法案が、国会で可決され、経済復活に向け、心機一転新たなスタートがはじまります。そんな中、今日、ニューヨークシティ (NYC) と、ニュージャージー州では、3月19日からレストランなどでのインドアダイニングが、50% のキャパシティで営業が可能となることが発表されました。
アメリカでは、昨年3月の突然のコロナ危機のスタートした日から、ちょうど一年が経過しました。その間、様々なことがありましたが、感染者数は減少しつつある中、残念ながら未だに収束の目途は立っていません。とは言え、急ピッチでワクチンの接種が進められていて、もう3ヵ月程で、かなり落ち着くのではないかと思われます。
約一年間の非常事態を受け、人の移動や集まりに依存しない業界や、グローサリーストアなどのエッセンシャルビジネスが、堅調な一方、飲食業、劇場や映画館 などエンターテイメント、旅行全般、交通関係などは、大打撃を受けています。
国会では、バイデン大統領のコロナ経済救済法案が、今日、下院でも可決され、大統領のサインを待つのみとなっていて、大打撃を受けていた業界の経済再開の足掛かりとなることが期待されています。
200兆円超の大規模アメリカ経済救済法案 国会の上院・下院で可決 成立へ 現金給付一人$1400 失業保険拡充期間延長など
そんな中、今日、ニューヨークシティ(NYC) と、ニュージャージー州では、3月19日から、レストランなどインドアダイニングを 50% のキャパシティでの営業が可能になることが発表されました。
NEW: @NYGovCuomo and I just announced that New Jersey and New York City will both expand indoor dining capacity to 50% beginning March 19th.
Our states will continue to work together to protect the health of as many residents as possible. pic.twitter.com/DBBjhCs20K
— Governor Phil Murphy (@GovMurphy) March 10, 2021
NYC では、2月中旬までインドアダイニングが禁止とされていて、現在では、最大35% のキャパシティまで可能とされています。
50% の店内飲食解禁は、NYC とニュージャージー州の飲食業界には、朗報です。
ニューヨークシティ (NYC) 以外のニューヨーク州の他のエリアでは、3月19日から 75% のキャパシティまでOKとなります。
少しづつ、普通の日常の生活ができるようになってきていることは、大変うれしいことです。