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NYCの公立学校再び閉鎖 リモート学習のみに ニューヨークのコロナ状況悪化 検査陽性率3%に到達

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ニューヨークシティの公立学校は、明日、11月19日から再び閉鎖され、リモートオンリーとなります。ニューヨークのパブリックスクールは、今年3月以来閉鎖され、オンラインで授業が行われていましたが、9月から10月にかけて再開し、希望者は学校で授業を受けていました。11月中旬となり、アメリカ全土で感染者が急増していますが、ニューヨークも感染者が増えていて、学校閉鎖の条件となっている、検査陽性率の7日間の平均3%に達し、その前後を推移していることから今回の発表に至っています。

ニューヨークは、3月から4月にかけて、新型コロナ感染のメッカとなりましたが、その後、順調に回復し、6月下旬頃から、ウィズコロナの制限下ではありますが、多くの経済活動が、順次再開を果たしています。そんな中、秋も深まり、寒くなって来た10月頃からアメリカでは、再び大流行がはじまっていて、ニューヨーク州でも再び感染者が増えつつあります。
ニューヨークでは、現在の市中の蔓延具合を測るメトリクスとして検査陽性率を使用しています。検査陽性率は、最も蔓延していた4月前後には、40% 以上にまで達し、その後、下降し、9月前後は、1% 前後を推移していましたが、ここに来て、NYC のデータによると、移動平均値は、公立学校閉鎖の条件としていた 3% に達してしまいました。また感染者数も連日1000人を超えるレベルとなり、入院者数も増えています。

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(NYC COVID-19: Data Milestone)

ちなみに、こちらは、ニューヨークの地域ごとの感染状況マップで、ジップコード別の検査陽性率を表示した地図です。

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(NYC COVID-19: Data)

そんな状況を受け、ニューヨーク州では、先週の金曜日から レストランやバーの営業時間や集合人数に関する制限の新ルール が始まっていました。ニューヨークシティでは、さらに明日11月19日から学校を閉鎖し、リモート学習のみとすることを発表しました。アメリカでは、来週の木曜日に、サンクスギビングデー の祝日を控えています。日本でいう、お正月みたいな日なので、アメリカ中で家族で集まる人が増え、さらなる感染者の増大が予想されているので、今回の措置は、サンクスギビングデー後を見据えてという側面もあると思います。

ニューヨーク州によるデータによると、ニューヨークシティは、検査陽性率は、まだ2%台にとどまっているようですが、3%に達した場合には、ホットスポットとしてオレンジ色に区分され、ジムやパーソナルケアなど感染の危険性の高いとされるビジネス活動は閉鎖となってしまいます。

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再び感染者が増えているニューヨーク州ですが、アメリカ全土では比較的ましな方で、現在の全州のテスト及び感染状況が分かる、こちら のトラッカーによると、検査感染率は4番目に良い州となっていて、第一波であまり影響を受けなかったようなカントリーサイドで、今大流行となっています。ニューヨーク州でもバッファローなど西側エリアで、特に高い検査陽性率となっています。未知のウイルスだった春からはだいぶ時間が経ち、色々なことが明らかになり、基本的なルールをしっかりと守り、その枠内で生活している限り、外を出歩いていても、ほとんど感染しないのではないかという気がしますが、大勢の人の振る舞いを変えるのは、なかなか難しいのが現実かもしれません。まだまだ時間はかかりそうですが、朗報が発表されたばかりのワクチンに期待しましょう。

NYCの公立学校再び閉鎖 リモート学習のみに ニューヨークのコロナ状況悪化 検査陽性率3%に到達 was last modified: 11月 18th, 2020 by mikissh