ニューヨークは日曜日、とてもいいお天気に恵まれて本当に気持ちのいい一日でした。そろそろ多くのニューヨーカーたちも帰って来たのか、セントラルパークも大盛況で、久しぶりのセントラルパークらしい光景が広がっていました。ニューヨークでは、先週からミュージアムが再開可能となり、メトロポリタン美術館や、モマなどニューヨーク代表するミュージアムが再開をはじめています。今週末は、メトロポリタン美術館再開後はじめての週末だったのですが、早速、驚くほどたくさんの人たちがミュージアムにやってきていました。コロナ後、元気がなくなっていたニューヨークの街が完全復活した？！と感じるほど、どこも多くの人でにぎわい、楽しい活気で溢れていました。
今日は、8月最後の週末の日曜日でしたが、ニューヨークでは、素晴らしい青空が広がり、涼しく過ごしやすい一日となりました。ニューヨークを代表する公園、セントラルパークにも、たくさんの人がやって来ていて、久しぶりにとても活気が溢れた、見慣れた普段通りのセントラルパークの光景が見られるようになって来ています。
ザ・モールをはじめ園内は、鮮やかな美しい緑色でいっぱいです。大道芸人さんや、お土産売りの人たちも戻ってきて、とっても賑やかです。
セントラルパークで歌を聞いたのは何か月ぶりだろう？美し過ぎるアベマリアの歌声が響き渡っていました。聴いている周りの人たちもうっとり。こんなにレベル高かったかな？今ニューヨークのあらゆる舞台やエンターテイメントが中止になっているので、すごいレベルの歌手や演奏者さんに普通に何気ないところで会えるチャンスがあるかもしれません。
ペセスダ噴水の周りも昔の賑わいに戻りました！フォトツアーをしている人もあちらこちらに見かけるようになり、ニューヨーカーはもちろん、旅行者もいよいよ戻ってきている雰囲気です。
セントラルパークの園内は、あらゆる場所がピクニックスポットです。ソーシャルディスタンスを綺麗にとってピクニックを楽しむ人々。
セントラルパークの一番人気のピクニックエリアといったら、シープメドウ。やってきてみたら、久しぶりの驚きの大賑わいぶりでした。しばらく離れていたニューヨーカーたちが帰ってきた他、新しく学校や仕事をスタートする人たちもニューヨークにやって来て新生活をスタートしているのかもしれません。
セントラルパークも、一時はこんな状態になっていました。
ニューヨーカーたちも大好きなミュージアム、メトロポリタン美術館は、オープン最初の週末、さっそく大盛況となっていました。
ミュージアム入場のために入り口の前に並びます。赤い印に合わせて、ソーシャルディスタンスを取りながら。
この入場のための列がなんと、こんなところまで永遠と続いていて、本気でびっくりしました。メットの建物がはるか遠くに見えます。ニューヨークの観光復活ですね。
入場を待っている間に、体温チェックのスタッフさんが回ってきます。
メトロポリタン美術館の正面には、オノヨーコさんの Dream、Together が飾られています。5ヵ月半ぶりの人でいっぱいの懐かしい光景が広がっています。
再開後は、コロナ対策のためメトロポリタン美術館の入館プロセスが、少し変更になっています。
以下、ニューヨークの長かったこの半年の間の変遷です。
ニューヨークでは、3月初頭に最初の感染者が出ましたが、3月初旬の週末は、まだまだ普通に賑わっていました。
そんな状況も、その後の感染者の激増と非常事態宣言により一変し、4月、5月は、医療危機の状況を気にしながら、エッセンシャルワーカー以外の多くの人は、自宅でほとんどの時間を過ごしていました。
5月は、ほとんど人がいない状態が続いていました。
ロックダウン中のニューヨークの様子 コロナで静寂に包まれたマンハッタンの非日常な光景 New York City on PAUSE
その後、フェーズ1、フェーズ2、フェーズ3、と経済再開が進むごとに、少しづつ人出が回復してきていましたが、ようやく8月下旬には、人々も戻りつつあり、マスク姿、ソーシャルディスタンスなどが定着し、昔とは違う部分もありますが、かなり以前に近い状態に復活してきています。
